トレス・グランデス(ポルトガル語: Os Três Grandes)は、ポルトガルのプロサッカーリーグにおける3大強豪クラブの愛称である。「トレス」は「3つの」、「グランデス」は「大きな」の意。英語のビッグスリーに当たる。
概要
リスボンのSLベンフィカ、同じくリスボンのスポルティングCP、ポルトのFCポルトはライバル関係にあり、常に優勝タイトルを争っている。
プリメイラ・リーガ90年の歴史の中で、これら3クラブがタイトルを逃したのは2度しかなく、1位から3位までの順位は、ほぼこの3クラブによって占められている。いずれのクラブも、プリメイラ・リーガが始まった1934-35シーズンから2部に降格したことはない。2022-23シーズンまでの最低順位は、ベンフィカが6位、ポルトが9位、スポルティングが7位である。
三強以外でリーグ優勝のタイトルを獲得したことがあるのは、1945-46シーズンのCFベレネンセスと、2000-01シーズンのボアヴィスタFCのみである。2010年以降、SCブラガがこれら三強を脅かす存在となってきており、ブラガを加えて四強であると見る向きもある[1][2][3][4][5]。
ライバル関係
ベンフィカ対ポルト
ベンフィカ対スポルティング
ポルト対スポルティング
統計
歴代リーグ順位
- 2022-23シーズン終了時点
クラブ
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1位
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2位
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3位
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4位
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5位
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6位
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7位
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8位
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9位
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合計
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トップ3
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ベンフィカ
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38
|
29
|
17
|
4
|
|
1
|
|
|
|
88
|
83
|
ポルト
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30
|
29
|
12
|
12
|
3
|
1
|
1
|
|
1
|
88
|
70
|
スポルティング
|
19
|
21
|
30
|
14
|
4
|
|
1
|
|
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88
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69
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脚注
関連項目