トレイボン・アンドリュー・ドウェイン・ロビンソン(Trayvon Andrew Dwayne Robinson, 1987年9月1日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロ野球選手(外野手)。右投両打。2021年現在は、独立リーグ・アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズに所属。
経歴
プロ入り前
ロサンゼルスでも特に犯罪の多い地域として知られるサウスセントラル地区出身。母親は、ロビンソンが悪い道に進まないように、できるだけスポーツをやらせるようにした。MLBによるインナーシティでの野球復興プログラム「Reviving Baseball in Inner Cities (RBI) 」で指導を受け、かつてダリル・ストロベリーを輩出したクレンショー高校に進学した。9年生の時には住んでいたアパートがギャングの銃撃戦に巻き込まれ、ロビンソンとその家族は運よく難を逃れたが、友人の1人が負傷した。それ以来、学校へは野球部のコーチが車で送り迎えするようになった[1]。
ドジャース傘下時代
2005年のドラフト10巡目(全体316位)でロサンゼルス・ドジャースに入団。
マリナーズ時代
2011年7月31日に、エリック・ベダードをボストン・レッドソックスに送る三角トレードによってシアトル・マリナーズに移籍した[2]。同年8月5日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦でメジャーデビュー。
マリナーズ退団後
2012年11月20日にロバート・アンディーノとのトレードでボルチモア・オリオールズに移籍した[3]。
2013年は、傘下AAAのノーフォーク・タイズでプレーした。オフの、11月5日にFAとなった。
2014年1月22日に古巣・ドジャースとマイナー契約を結んだ。マイナーリーグでプレーした。オフに、FAとなった。また、リーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルに参加しレオネス・デル・カラカスでプレーした。
2015年4月13日に、独立リーグであるアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約を結んだ事が発表されたが[4]、20日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約を結びダックスを退団した事が発表された[5]。6月22日に解雇となり、7月2日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結ぶ。11月6日に自由契約となり、オフはベネズエラのウィンターリーグでプレー。
2016年2月23日に独立リーグ・アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約。7月23日にトレードでランカスター・バーンストーマーズに移籍。2018年まで所属した。
2019年3月16日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、AAA級インディアナポリス・インディアンズに配属された[6]。11月4
日にFAとなった。
2020年2月25日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、AAA級シャーロット・ナイツに配属となったが、新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催されなかったため、試合に出場することがないまま7月13日にFAとなった[6]。
2021年4月15日にアトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズに3シーズンぶりに復帰した[6]。
詳細情報
年度別打撃成績
背番号
脚注
関連項目
外部リンク