トレイシー・ウルマン

トレイシー・ウルマン
Tracy Ullman
Tracy Ullman
トレイシー・ウルマン(1990年)
本名 Trace Ullman
生年月日 (1959-12-30) 1959年12月30日(64歳)
出生地 イギリスの旗イギリスバークシャー州スラウ
職業 女優
コメディエンヌ
歌手
活動期間 1980年 -
配偶者 Allan McKeown (1983年 - )
主な作品
バラエティ番組
『トレイシー・ウルマン・ショー』
映画
殺したいほどアイ・ラブ・ユー
ブロードウェイと銃弾
おいしい生活
ア・ダーティ・シェイム
受賞
英国アカデミー賞
生涯功労賞
2009年
エミー賞
作品賞(ヴァラエティ/音楽/コメディ番組部門)
1988年『トレイシー・ウルマン・ショー』
1997年『Tracey Takes On...
脚本賞(ヴァラエティ/音楽/コメディ番組部門)
1990年『トレイシー・ウルマン・ショー』
ヴァラエティ/音楽番組における個人パフォーマンス賞
1990年『トレイシー・ウルマン・ショー』
1994年『Tracey Ullman Takes On New York
ゲスト女優賞(コメディ部門)
1992年『Love & War
1999年『アリー my Love
全米映画俳優組合賞
女優賞 (コメディシリーズ)
1998年Tracey Takes On...
その他の賞
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トレイシー・ウルマンTracey Ullman, 1959年12月30日 - )は、イギリス出身の女優コメディエンヌ歌手2003年12月アメリカ合衆国の市民権を取得した[1]

プロフィール

父方はカトリックを信仰するポーランド人の家系、母方はロマジプシー)の血を引くイギリス人の家系。12歳で奨学金を得てダンスの学校に通い始め、16歳の時にベルリンミュージカル『ジジ』の舞台でデビューした。その後ロンドンで様々なミュージカルに出演し、またBBCのテレビシリーズに出演。舞台・テレビで数々の賞を受賞している。

1980年代にはアメリカに渡り、1987年よりトークショー『トレイシー・ウルマン・ショー』(The Tracey Ullman Show)の司会を務めて人気を確たるものとした。またドラマ『アリー my Love』ではアリーのセラピストとして出演し、エミー賞を受賞した。

ちなみにアニメ『ザ・シンプソンズ』は、彼女の『トレイシー・ウルマン・ショー』の一部のコーナーから生まれた。

1980年代には歌手としても活動し、シングル「夢見るトレイシー」(カースティ・マッコール『They Don't Know』のカヴァー曲)は全米8位になった。このPVポール・マッカートニーが出演したことも話題になった。日本ではBaBeがデビューシングル「Give Me Up」のB面としてカバーしている。

2000年代後半以降ではテレビ番組『トレイシー・ウルマン/ステート・オブ・ザ・ユニオン』(Tracey Ullman's State of the Union)でヘレン・ミレンローラ・ブッシュマーガレット王女らに扮してのコントを披露するなど、時に過激なコメディエンヌとして健在ぶりをアピールしている。

2020年にアメリカのFX on Huluで配信されたドラマ『ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~』ではベティ・フリーダンを演じた[2]

女優のメリル・ストリープとは、1985年の映画『プレンティ』で共演して以来の親友である[3][4]

主な出演作品

テレビ番組

  • トレイシー・ウルマン・ショー Tracey Takes On... (1988 - 1990)
  • トレイシー・ウルマン・テイクス・オン・ニューヨーク Tracey Ullman Takes On New York (1993)
  • トレイシー・テイクス・オン… Tracey Takes On... (1996 - 1999)
  • トレイシー・ウルマン/ステート・オブ・ザ・ユニオン Tracey Ullman's State of the Union (2008 - 2010)
  • ミセス・アメリカ 時代に挑んだ女たち Mrs. America (2020)[5]
  • さらば!2020年 Death to 2020 (2020)
  • ラリーのミッドライフ★クライシス Curb Your Enthusiasm (2021)
  • さらば!2021年 Death to 2021 (2021)[6]

映画

歌手としてのディスコグラフィ

シングル

  1. Breakaway(涙のブレイク・アウェイ)/Dancing in the Dark(アルバム未収録)
  2. They Don't Know(夢みるトレイシー)/The B Side(アルバム未収録)
  3. Move Over Darling(そっと抱きしめて)/You Broke My Heart in 17 Places(街角ハートブレイク)
  4. My Guy/Thinking of Running Away(両面とも当時アルバム未収録)
  5. Sunglasses(思い出のサングラス)/Candy(当時アルバム未収録)
  6. Helpless(アルバム収録曲)/Falling In and Out of Love(愛の行方)(アルバム未収録)
  7. Terry(アルバム収録曲)/I Don't Want Our Loving to Die(愛は果てしなく)(アルバム未収録・当時日本盤のCD限定ボーナストラックのみに収録)
  8. Shattered(誓いのブロークン・ハート)/Alone
  • 日本のみのシングルカットとして『You Caught Me Out(涙のステップ・ダンス)/Falling In and Out of Love』がある。

アルバム

  • You Broke My Heart in 17 Places(夢みるトレイシー)
  1. Breakaway
  2. Long Live Love(愛はいつまでも)
  3. Shattered
  4. Oh What a Night(今夜は最高!)
  5. Life is a Rock (but the Radio Rolled Me)(ラジオでロックンロール)
  6. Move Over Darling
  7. Bobby's Girl(ボビーに首ったけ)
  8. They Don't Know
  9. (I'm Always Touched By Your) Presence Dear(浮気な彼氏)
  10. You Broke My Heart in 17 Places
  11. I Close My Eyes and Count to Ten(瞳を閉じてワン・ツー・スリー)
  • You Caught Me Out(ハ~イ! トレイシー)
  1. You Caught Me Out
  2. Little By Little
  3. Baby I Lied(あなたを見つめて)
  4. Terry
  5. Bad Motorcycle(ロックン・ロール・モーターサイクル)
  6. Loving You is Easy
  7. Sunglasses
  8. If I Had You(あなたのそばに)
  9. Helpless
  10. Where the Boys Are(ボーイ・ハント
  11. Give Him a Great Big Kiss(キッスはやさしく)
  12. I Know What Boys Like(男の子のように)
  • Forever : The Best of Tracey Ullman(フォーエバー! トレイシー)(収録全曲が既発曲のため曲目は割愛)

脚注

  1. ^ https://www.imdb.com/name/nm0001808/bio/
  2. ^ 女性の分断ってどうやって起こる?Cブランシェット主演作『ミセス・アメリカ』のキャストが豪華すぎる”. フロントロウ (2021年1月22日). 2022年11月19日閲覧。
  3. ^ http://www.thestateoftracey.com/2011/12/breaking-tracey-to-appear-at-kennedy.html
  4. ^ http://www.thestateoftracey.com/2011/12/traceys-tribute-to-meryl-revealed.html
  5. ^ ドラマ『ミセス・アメリカ 時代に挑んだ女たち』感想(ネタバレ)”. シネマンドレイク (2022年10月3日). 2022年11月19日閲覧。
  6. ^ New ‘Death to 2021’ Clip Has Joe Keery and Lucy Liu Joking About When Facebook Went Down”. Collider (2021年12月23日). 2022年11月19日閲覧。

外部リンク