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この項目では、フランスのコミューンについて説明しています。その他の用法については「トレ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
トレ(Taulé [tole])は、フランスの北西部に位置するコミューンで、ブルターニュ地域圏のフィニステール県に所在する。
地理
トレは、カランテック半島の付け根に位置し、西のペンゼ川と東のモルレー川のふたつの河口の間の高台にある。モルレーの7km北西の場所である。
人口
1793年
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1800年
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1851年
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1901年
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1954年
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2006年
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2012年
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2 495
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2 160
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3 037
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2 711
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2 446
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2 871
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2 966
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(参照元:1999年までLdh/EHESS/Cassini[1]、2004年以降INSEE[2])
文化遺産
- 古鐘楼
- 16世紀初めに建てられた。隣接する教会の建物は残っていないが、発掘により身廊が発見された。17世紀末、鐘楼は監視線の一端となった。ヴォーバンがイギリス軍の襲来に備え、カランテックの守備を固めるために設置したものである。狼煙や銃声による信号が、監視塔を伝って、もう一方の端であるブレストまで届けられた[3]。
- 聖ピエール教会
- 1902年に建設が始まり、1904年に完成した。エルネスト・ル・ゲラニック(フランス語版)により設計された、ネオ・ゴシック建築の教会である。
- 聖エルボ礼拝堂
- 1526年に建てられたこの礼拝堂は、鐘楼のない長方形の建物である。1629年に小教区に寄与され、ペストで死亡した人々の墓地として使用された。1987年に修復されてから、絵画の展示会が年に数回行われている。
交通
1883年にモルレーとロスコフを結ぶ鉄道が開通し、トレにも駅があったが、1981年以降、当路線の停車駅はサン=ポル=ド=レオンとロスコフのみとなり、トレには停車していない。現在は、フィニステール県会による長距離バス(fr)が停車する。
脚注
- ^ Des villages de Cassini aux communes d'aujourd'hui sur le site de l'École des hautes études en sciences sociales
- ^ Fiches Insee - Populations légales de la commune pour les années 2006, 2012
- ^ Les Sites Remarquables Site officiel de la commune de Taulé