アメリカでは、年間30本塁打と30盗塁の同時達成は"30-30"と呼ばれて高く評価される(30-30クラブの項を参照)ものの、これにさらに打率.300到達を加えた成績が特別視されることはなく、トリプルスリーという概念自体がほとんど知られていない[4]。例えば英字新聞のジャパンタイムズが2000年の金本知憲の成績に言及した記事(共同通信社配信)では、"Triple Three" という表現は用いられずに ".300-30-30 player" [16](3割30本塁打30盗塁選手)と言い換えられていた。同じくジャパンタイムズが2015年の山田の成績に言及した記事(こちらも共同通信社配信)では "achieved what is known in Japan as the 'Triple Three'" [17](『トリプルスリー』と日本では呼ばれる成績を達成した)と、日本限定の基準であることが補足されていた。