トリオ・オブ・ドゥーム(Trio of Doom)は、1979年の3月2日から3月4日にわたってキューバのハバナで行われたハバナ・ジャム (Havana Jam)へ出演するための目的で、ジョン・マクラフリン、トニー・ウィリアムス、ジャコ・パストリアスら3人により結成されたトリオ。
ハバナ・ジャム出演後にはニューヨークのスタジオでライブ盤として発売された『ハバナ・ジャム』と『ハバナ・ジャム II』用のレコーディングも行っている。ジャコとジョン・マクラフリンとの組み合わせは、各々のレコーディング・キャリア中でもこの時だけとなっているが、トニー・ウィリアムスとジャコはウェザー・リポート時代にアルバム『ミスター・ゴーン』で共演したり、ハービー・ハンコックのアルバムなどでも共演するなど、接点は多い。2007年にはスタジオ録音の未発表音源などが含まれたアルバム『トリオ・オブ・ドゥーム』が発売されて、28年を経てこのトリオの全体像を聴くことができる音源がリリースされた(ちなみにライブ・テイクとして当初発表されたトラックは、実はライブ後にジョンとトニーの不満を受けNYにて録り直されたスタジオ・テイクであったという事実が明らかになった)。
メンバー
ディスコグラフィ
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ソロ・アルバム | |
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ジャコ・パストリアス・バンド アルバム | |
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ワード・オブ・マウス・ビッグ・バンド アルバム | |
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ウェザー・リポート アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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プロデュース、アレンジ、セッション |
ジャコ (Pastorius, Metheny, Ditmas, Bley:1974) / ブライト・サイズ・ライフ (Pat Metheny:1976) / 白夜の大地 (Al DiMeola:1976) / オール・アメリカン・エイリアン・ボーイ (Ian Hunter:1976) / 逃避行 (Joni Mitchell:1976) / トライローグ (Albert Mangelsdorff:1976) / ドンファンのじゃじゃ馬娘 (Joni Mitchell:1977) / インティメット・ストレンジャー (Tom Scott:1977) / サンライト (Herbie Hancock:1978) / ミンガス (Joni Mitchell:1979) / ミシェル・コロンビエ (Michel Colombier:1979) / シャドウズ・アンド・ライト (Joni Mitchell:1979) / MR.ハンズ (Herbie Hancock:1979) / ソース (Bob Mintzer:1982) / スタンダーズ・ゾーン (Melvin/Pastorius: 2005) / トリオ・オブ・ドゥーム (Trio of Doom:2007) / トミー・ストランド・アンド・ジ・アッパー・ハンド (Tommy Strand & The Upper Hand: 2009)
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ビデオ | |
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関連人物 | |
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関連楽器 | |
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