トーマス・"トム"・ボイド(Thomas "Tom" Boyd, 1965年11月24日 - )は、スコットランド、グラスゴー出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはDF。
経歴
1983年にマザーウェルFCに入団する。1990-91シーズンのスコティッシュカップ優勝に貢献した。1991年にイングランドのチェルシーに移籍するが、1年でセルティックに移籍する。セルティックでは安定したプレーでクラブを支え、1997年から2002年までキャプテンを務め、1997-98シーズンにはクラブの9シーズンぶりのスコティッシュ・プレミアリーグ制覇に貢献すると共に、ライバルであるレンジャーズの10連覇を阻止した。2000年から監督に就任したマーティン・オニールの元でクラブの黄金期を経験し、2000-01シーズンの国内三冠にも貢献した。
2003年に現役引退。現在はセルティックのU-17チームのコーチを務めている。
スコットランド代表としては72試合に出場し、1992年のEURO92、1996年のEURO96、1998年のW杯フランス大会にも出場した。代表のキャプテンを務めた事もある。