トミー・ユン(英: Tommy Yune、ハングル表記朝鮮語: 토미 윤 、漢字変換 「尹泰 善」、愛称「ユーニー」" Yoonie "[1])は、韓国人の漫画家である。アメリカ合衆国在住。
人物
トランスフォーマー、科学忍者隊ガッチャマン(Battle of the Planets)、ロボテックなどの古典的なテレビアニメ・シリーズを始めとするアニメーション産業のリメイク版の潮流に続いた『スピード・レーサー・シリーズ(Speed Racer)』(マッハGoGoGo)の漫画化である『スピード・レーサー:天性のレーサー』(Speed Racer: Born to Race)(直訳:「競走の為に生まれてきた」)への日本漫画流儀の英語漫画(OELマンガ)描画作業によって知られるようになった。
テレビゲームに於けるクレジットタイトルは、キャラクターデザイナーとしての「FX ファイター」、「ロボテック:バトルクライ」(Robotech: Battlecry)[注釈 1]、および受賞を受けたジャーニーマン(熟練職人)・プロジェクト/The Journeyman Projectシリーズを含んでいる。
初の漫画作品は、1992年の擬人観のカルトシリーズ『バスター・ザ・アメージング・ベアーズ』(Buster the Amazing Bear(直訳:「やんちゃな不思議な熊たち」)を処女作として、何年かの後にテレビゲーム・デザイナーとして「ワイルドストーム・プロダクション」(Wildstorm Productionsで主宰者のジム・リー(Jim Lee)に参加した。
1999年に『スピード・レーサー(Speed Racer)』(邦題:『マッハGoGoGo』)を描いて、イラストを図説した後に、2000年には日本漫画流儀の英語漫画(OELマンガ)のミニシリーズ、「覆面レーサーX」(Racer X、更に2001年には「あられもない脚線美のセクシーギャルが跳ね回るような」お色気スパイ・アクション・ガール漫画 「デンジャー・ガール:カミカゼ」(Danger Girl: Kamikaze(Kamikaze)、日本語の対訳語彙による変換は「危ない少女:神風・旋風」)を仕上げた。
原典の「スピードレーサー」もまた、2000年に再出版された際、グラフィック・ノベルとして「天性のレーサー」(Born to Race、直訳「レース/競走のために生まれてきた)と副題を与えられて出版された。
長編アニメーションにおける処女作は、ケビン・アルティエリ(Kevin Altieri)のGen13(正確な表記は上付き数字の『Gen¹³』)のコンピュータグラフィックス(CG)オープニング動画を作成したことであった。
2001年にワイルドストーム・プロダクション(Wildstorm Productionsを退社。)[2]し、ハーモニーゴールド USA(Harmony Gold USA)社の『ロボテック・シリーズの再展開(再起動)』プロジェクトに伴い、同社のクリエイティブ・ディレクターの役職に就任した。
兄の「スティーブ・ユン」(Steve Yun)(彼の兄弟である『ロボテック公式ウェブページ』のウェブマスター)に参加した。
ロボテック・シリーズの物語(サーガ)の後方支援スタッフの1人であり、同時に『ロボテック:シャドウ・クロニクル』(影の年代記)の映画監督でもある[3]。
アニメエキスポ 2007 「パイ投げ」事件
カリフォルニア州ロングビーチにおいて、2007年開催された「アニメ・エキスポ 2007」の開催4日目である7月2日に、「ミスター・シラー」という名前を持ち、かねてよりロボテック公式ウェブサイト(Robotech.com)のフォーラムに、「キーロン・プライム」(Khyron‐Prime)というユーザー名[注釈 2]というユーザー名で出入りしていた、この複数の名前を持つ不満鬱憤を抱えた、ある男性のコアなロボテックファンは、ホイップクリームを大量に盛ったアルミ箔製のパイ皿(プレート)をパイ投げし、遠距離にもかかわらず、意図した通りトミーの顔に命中した。
シラーの意図した主攻撃対象は、ハーモニーゴールド USAの従業員とロボテック公式ウェブサイト(Robotech.com)のウェブマスターであるスティーブ・ユン(Steve Yun)で、トミーは二次的な攻撃目標であった。
パイ投げの後に、ユンによって皮肉と受け取られる彼ら兄弟両名の写真撮影の為に、カメラ目線でポーズをとる前に、ユンはパイ皿を拾って、シラーに「お返し」をした。
この事件の後、シラーはアニメ・エキスポから永久追放された[4]。
映像作品目録
テレビゲーム作品(未発売除く)
著書目録
受賞
脚注
注釈
出典
外部リンク