デモノイド(Demonoid)は、スウェーデンのデスラッシュバンド。
当初は、完全なシークレットプロジェクトにする予定であった[1]。そのため、1stアルバムでは、メンバーの写真はおろか、メンバーの名前や担当楽器、レコーディングスタジオすら記載されず、バンドが関わる部分のクレジットは全てDemonoidで統一されている[1]。
略歴
2002年、スウェーデンのシンフォニック・メタルセリオンのメンバーが立ち上げたデスラッシュバンド。セリオンで使うには、アグレッシブすぎたり、速すぎたりする曲をプレイするシークレットプロジェクトとして生まれている[1]。プロジェクトの立ち上げはセリオンのクリスティアン・ニエマン (Lead & Rhythm G)とヨハン・ニエマン (B)を中心に行われ、当時のセリオンと全く同じメンバー、クリスティアン・ニエマン (Lead & Rhythm G)、ヨハン・ニエマン (B)、クリストフェル・ユンソン (Vo)、リッカルド・イヴェンサンド (Ds)がメンバーとなった[1]。Demonoidというバンド名は、クリストフェル・ユンソンが考えたもので、同名の映画から採られたものである[1]。
クリストフェル・ユンソンが歌詞を書き、2002年末から翌2003年にかけてレコーディングが行われた[1]。すぐに、CDをリリースすることは出来ず、この時の音源は翌2004年にニュークリア・ブラストから『Riders of the Apocalypse』と題されリリースされた[1]。メンバーは、このCDのレコーディングの後、セリオンのアルバム『Lemuria』及び『Sirius B』のレコーディングに入っている[1]。
その後、2006年にクリストフェル・ユンソンが、セリオンでの活動を理由に脱退。翌2007年に、ダーク・フューネラルの活動で知られる、エンペラー・マグス・カリグラ (Vo)が加入する。
2007年に、セカンドアルバムの曲作りが行われ、2008年にはドラム、ベース、リズムギターのレコーディングは終了していた[2]。エンペラー・マグス・カリグラの作詞とボーカルパートの収録を待つことになったが、2年が経過してもそれは実現できず、2010年末から所属レーベルのニュークリア・ブラストと新たなボーカルを探し始める[2]。人選は難航したが最終的に、Fearedで活動するマリオ・サントス・ラモス (Vo)が加入した[2]。
メンバー
現メンバー
- マリオ・サントス・ラモス (Mario Santos Ramos) - ボーカル (2012-)
- フィアード、チェインソーでも活動。
- セリオンでも活動していた。
- セリオン、イーヴル・マスカレード、エヴァグレイでも活動。
- エボニー・ティアーズ、セリオン、ソイルワーク、ドッグ・フェイスド・ゴッズでも活動。
元メンバー
- セリオンで活動。
- ヒポクリシー、ダーク・フューネラル、ウィッチリーで活動。
ディスコグラフィー
脚注
外部リンク