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デクスター・リー |
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選手情報 |
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ラテン文字 |
Dexter Lee |
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国籍 |
ジャマイカ |
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競技 |
陸上競技 (短距離走) |
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種目 |
100m |
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生年月日 |
(1991-01-18) 1991年1月18日(33歳) |
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身長 |
185cm |
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体重 |
88kg |
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成績 |
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世界選手権 |
4x100mR 予選2組2着 (2011年) |
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地域大会決勝 |
中央アメリカ・カリブ選手権 100m 3位 (2011年) 4x100mR 優勝 (2011年) |
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国内大会決勝 |
ジャマイカ選手権 100m 6位 (2011年) |
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最高世界ランク |
100m 28位 10秒06 (2011年) |
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自己ベスト |
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60m |
6秒66 (2010年) |
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100m |
10秒06 (2011年) |
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200m |
20秒86 (2010年) |
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編集 |
デクスター・リー(Dexter Lee、1991年1月18日 ‐ )は、ジャマイカの陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒06の自己ベストを持つ、2011年大邱世界選手権の男子4×100mリレー金メダリストである(予選のみ出場)。また、世界ユース選手権と世界ジュニア選手権の男子100mでジャマイカ選手初の金メダルを獲得した選手であり、世界ジュニア選手権の100mを連覇した唯一の選手である。
経歴
2007年
7月、オストラヴァで開催された世界ユース選手権の男子100mとメドレーリレーに出場。男子100mは決勝で10秒51(-0.4)をマークし、同じジャマイカのニッケル・アシュミードに0秒03差で競り勝ち、この種目でジャマイカ選手初となる優勝を成し遂げた[注 1][1]。また、これは主要世界大会(オリンピック・世界選手権・世界ジュニア選手権・世界ユース選手権・ユニバーシアード)を通じて、ジャマイカ選手が男子100mで獲得した初の金メダルでもあった[注 2]。男子メドレーリレーは決勝で1走を務めると[注 3]、1分52秒18のユースジャマイカ最高記録(当時)をマークしての銅メダル獲得に貢献した[2]。
2008年
7月、ブィドゴシュチュで開催された世界ジュニア選手権の男子100mと4×100mリレーに出場。男子100mは決勝で10秒40(-0.8)をマークし、Wilhelm van der Vyver(10秒42)とTerrell Wilks(10秒45)を破り、この種目でジャマイカ選手初となる優勝を成し遂げた[注 4][3]。また、世界ユース選手権と世界ジュニア選手権の男子100mで金メダルを獲得した史上4人目の選手となった[注 5]。男子4×100mリレーは決勝で2走を務めると[注 6]、アメリカ(38秒98)に次ぐ39秒25で銀メダル獲得に貢献した[4]。
2010年
7月、モンクトンで開催された世界ジュニア選手権の男子100mと200mと4×100mリレーに出場。男子100mは2大会連続で決勝に進出すると、決勝では10秒21(-0.7)をマークし、チャールズ・シルモン(10秒23)とジミー・ヴィコ(10秒28)を破り2連覇を達成した[5]。100mでの2連覇は女子も含めて大会史上初の快挙だった[6]。世界大会初出場となった男子200mは予選で不正スタートのため失格に終わった[7]。男子4×100mリレーでは決勝でアンカーを務めると[注 7]、アメリカ(38秒93)に次ぐ39秒55で銀メダル獲得に貢献した[8]。
2011年
9月、大邱で開催された世界選手権の男子4×100mリレーに出場。予選では決勝に向けて温存されたウサイン・ボルトに代わりアンカーを務め[注 8]、38秒07をマークしての決勝進出に貢献したが、決勝での出番はなかった[9]。ジャマイカは優勝し、予選を走ったリーもシニアの世界大会で初のメダルとなる金メダルを手にした。
自己ベスト
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 |
記録 |
年月日 |
場所 |
備考
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屋外
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100m |
10秒06 (+2.0) |
2011年5月22日 |
サンパウロ |
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200m |
20秒86 (+1.0) |
2010年6月13日 |
スパニッシュ・タウン |
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室内
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60m |
6秒66 |
2010年2月12日 |
フェイエットビル |
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主要大会成績
備考欄の記録は当時のもの
年
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大会
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場所
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種目
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結果
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記録
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備考
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2006
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カリフタゲームズ (U17) (en)
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レザビーム
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100m
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優勝
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10秒72 (+0.8)
|
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4x100mR
|
優勝
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41秒39 (4走)
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中央アメリカ・カリブ ジュニア選手権 (U17) (en)
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ポートオブスペイン
|
100m
|
2位
|
10秒68 (+1.8)
|
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4x100mR
|
優勝
|
40秒83 (4走)
|
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2007
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カリフタゲームズ (U17) (en)
|
プロビデンシアリス
|
100m
|
優勝
|
10秒34 (+1.0)
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大会記録
|
200m
|
優勝
|
21秒09 (+1.2)
|
大会記録
|
4x100mR
|
優勝
|
41秒11
|
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世界ユース選手権
|
オストラヴァ
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100m
|
優勝
|
10秒51 (-0.4)
|
ジャマイカ男子初優勝
|
メドレーR
|
3位
|
1分52秒18 (1走)
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2008
|
カリフタゲームズ (U20) (en)
|
バセテール
|
100m
|
2位
|
10秒48 (+0.1)
|
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4x100mR
|
優勝
|
39秒80 (4走)
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世界ジュニア選手権
|
ブィドゴシュチュ
|
100m
|
優勝
|
10秒40 (-0.8)
|
ジャマイカ男子初優勝
|
4x100mR
|
2位
|
39秒25 (2走)
|
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2009
|
パンアメリカン ジュニア選手権 (en)
|
ポートオブスペイン
|
100m
|
4位
|
10秒33 (+0.7)
|
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4x100mR
|
3位
|
40秒06 (4走)
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2010
|
世界ジュニア選手権
|
モンクトン
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100m
|
優勝
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10秒21 (-0.7)
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大会初の連覇達成
|
200m
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予選
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DQ
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フライング
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4x100mR
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2位
|
39秒55 (4走)
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2011
|
中央アメリカ・カリブ選手権 (en)
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マヤグエス
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100m
|
3位
|
10秒18 (-0.5)
|
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4x100mR
|
優勝
|
38秒81 (2走)
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世界選手権
|
大邱
|
4x100mR
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予選
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38秒07 (4走)
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決勝進出[注 9]
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2015
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パンアメリカン競技大会 (en)
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トロント
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4x100mR
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決勝
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DNF (2走)
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脚注
注釈
出典
外部リンク