デイヴィッド・ジェイコブズ(David Jacobs, 1939年8月12日 - 2023年8月20日[1])は、アメリカ合衆国のテレビドラマ脚本家、プロデューサー、ディレクター[2]。CBSのプライムタイム連続ドラマ『ダラス』、『Knots Landing』、『Paradise』の制作で最もよく知られる。
経歴
メリーランド州ボルチモアで生まれ、1人妹がいる。ユダヤ系の両親は質素な生活をし、父親は家電販売員であった。ボルチモア市立カレッジ・ハイスクールに通学し、メリーランド・インスティチュート・カレッジ・オブ・アートから芸術学士号を受けた。卒業後、ニューヨークに転居してイラストレーター、Grolier's Encyclopediaの研究者として勤務した。すぐにフリーランスのノンフィクション記事のライターも開始し、建築家で発明家のバックミンスター・フラーに関する記事で最もよく知られる。ルネサンスの偉大な芸術家に関する児童書も執筆した。1975年、6ヶ月に亘りサラ・アン・フリードマンと共にニューヨーク市警察に密着し、ノンフィクションの書籍『Police, a Precinct at Work』を執筆した。
女優リン・プレシェットと結婚して娘アルビンをもうけたが離婚した。その後ダイアナと結婚し、アーロンとモリーをもうけた。娘の近くに住むべくロサンゼルスに転居し、脚本の執筆を開始した。題名が決まらないまま提案されたミニシリーズのパイロット版はのちに『ダラス』と名付けられた。『ダラス』は大ヒットしてシーズン14まで継続し、脚本家およびプロデューサーとしての地位を確立した。
2023年8月20日、カリフォルニア州バーバンクの病院で死去。84歳没[1]。
フィルモグラフィ
脚注
外部リンク