ディーン・ウィリアム・アンナ(Dean William Anna, 1986年11月24日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州ウィル郡モケナ(英語版)出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。MLB・カンザスシティ・ロイヤルズ傘下所属。
「アナ」と表記されることもある。
経歴
プロ入りとパドレス傘下時代
2008年のMLBドラフト26巡目(全体795位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。この年は傘下のA-級ユージーン・エメラルズ(英語版)とルーキー級アリゾナリーグ・パドレスでプレー。A-級ユージーンでは30試合に出場し、打率.224・4本塁打・15打点・10盗塁だった。
2009年はA級フォートウェイン・ティンキャップス(英語版)とA-級ユージーンでプレー。A級フォートウェインでは17試合に出場し、打率.200・5打点だった。
2010年はA級フォートウェインで80試合に出場し、打率.271・6本塁打・32打点・5盗塁だった。
2011年はA+級レイクエルシノア・ストーム(英語版)とAA級サンアントニオ・ミッションズでプレー。AA級サンアントニオでは70試合に出場し、打率.253・2本塁打・23打点・3盗塁だった。
2012年はAA級サンアントニオで129試合に出場し、打率.271・10本塁打・47打点・6盗塁だった。
2013年はAAA級ツーソン・パドレスに昇格。132試合に出場し、打率.331・9本塁打・73打点・3盗塁だった。
ヤンキース時代
2013年11月20日にベン・パウルスとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[1]。
2014年4月4日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。9番・遊撃手で先発起用され、4打数1安打1四球だった[2]。4月19日のタンパベイ・レイズ戦では9番・遊撃として先発起用されたが、13点もの点差を付けられたため、リリーフ陣の疲労を考慮して、8回裏から投手として初登板した。1回を投げ、3安打2失点だった[3]。4月24日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ降格した[4]。その後はメジャー昇格はなく、7月3日に戦力外となった[5]。ヤンキースでは12試合に出場し、打率.136・1本塁打・3打点だった。
パイレーツ傘下時代
2014年7月5日にウェーバーでピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[6]。しかし、メジャーへ昇格することなく8月3日に戦力外となった[7]。8月7日にAAA級インディアナポリス・インディアンスへ降格した。AAA級インディアナポリスでは29試合に出場し、打率.235、1本塁打、7打点、1盗塁だった。オフの11月4日にFAとなった。
カージナルス時代
2014年11月11日にセントルイス・カージナルスと1年契約を結んだ[8]。
2015年、メジャーでは1試合・1打席のプレーに留まった。マイナーではAAA級のメンフィス・レッドバーズで125試合に出場し、打率.272、3本塁打、44打点、5盗塁という成績を記録。守備面では105試合で二塁手を守り、7失策・守備率.986という成績を残した。また、遊撃手も18試合で守り、こちらは3失策だった。
2016年も40人枠には入っていたが、メジャーの出場はなく9月4日に戦力外、7日に自由契約となった[9]。
ロイヤルズ傘下時代
2017年1月21日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[9]。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
二塁(2B) |
遊撃(SS) |
投手(P)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2014
|
NYY
|
3 |
1 |
5 |
0 |
0 |
1.000 |
9 |
4 |
14 |
1 |
1 |
.947 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.---
|
通算
|
3 |
1 |
5 |
0 |
0 |
1.000 |
9 |
4 |
14 |
1 |
1 |
.947 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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背番号
脚注
関連項目
外部リンク