ダン・フッカー(Dan Hooker、1990年2月13日 - )は、ニュージーランドの男性総合格闘家。オークランド出身。シティ・キックボクシング所属。UFC世界ライト級ランキング6位。ダニエル・フッカーとも表記される。
来歴
友人の影響で格闘技に興味を持ち、2009年3月にプロ総合格闘技デビュー。また、プロキックボクシングでも活躍しており、9勝3敗1分の記録を持つ。
UFC
2014年6月28日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Te Huna vs. Marquardtでイアン・エントウィッスルと対戦し、1RTKO勝ち[1]。
2015年5月10日、UFC Fight Night: Miocic vs. Huntで日沖発と対戦し、左ハイキックからのパンチ連打でダウンを奪い、追撃のパウンドで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[2]。
2017年6月11日、ライト級転向初戦となったUFC Fight Night: Lewis vs. Huntでロス・ピアソンと対戦し、右膝蹴りで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。
2018年12月15日、UFC on FOX 31でライト級ランキング5位のエジソン・バルボーザと対戦し、3Rに左ボディーブローでTKO負け[4]。
2019年7月20日、UFC on ESPN: dos Anjos vs. Edwardsでライト級ランキング15位のジェームス・ヴィックと対戦し、左フックでダウンを奪い、パウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]。
2019年10月6日、UFC 243でライト級ランキング6位のアル・アイアキンタと対戦し、全局面で圧倒して3-0の判定勝ち。試合後のインタビューでダスティン・ポイエーに対戦をアピールした[6]。
2020年2月23日、UFC Fight Night: Felder vs. Hookerでライト級ランキング6位のポール・フェルダーと対戦し、2-1の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[7]。
2020年6月27日、UFC on ESPN: Poirier vs. Hookerでライト級ランキング3位のダスティン・ポイエーと対戦し、0-3の5R判定負け。敗れはしたものの、2試合連続のファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]。
2021年1月24日、UFC 257で元Bellator世界ライト級王者マイケル・チャンドラーと対戦し、左フックでダウンを奪われパウンドで1RTKO負け[9]。
2021年10月30日、UFC 267でライト級ランキング5位のイスラム・マカチェフと対戦し、キムラロックで1Rテクニカル一本負け[10]。
2022年3月19日、フェザー級復帰戦となったUFC Fight Night: Volkov vs. Aspinallでフェザー級ランキング7位のアーノルド・アレンと対戦し、スタンドパンチ&肘打ち連打で1RTKO負け[11]。
2023年7月8日、UFC 290でライト級ランキング11位のジェイリン・ターナーと対戦し、2-1の判定勝ち。この試合はターナーの体重超過により、158ポンドのキャッチウェイト契約で行われた[12]。試合後、フッカーは右前腕と右頬骨を骨折していたことが判明した[13]。
2024年8月18日、1年1カ月ぶりの復帰戦となったUFC 305でライト級ランキング5位のマテウス・ガムロットと対戦し、2-1の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[14]。
人物・エピソード
- 2018年に自身のジム「コンバット・アカデミー」を開いた。
- 既婚者であり、女児を一人設けている。
戦績
総合格闘技 戦績
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36 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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24 勝
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11
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7
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6
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0
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0
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0
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12 敗
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3
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3
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6
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0
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獲得タイトル
- AFCライト級王座(2012年)
- SFC南太平洋ライト級王座(2010年)
表彰
- UFCファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
- UFCパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)
脚注
関連項目
外部リンク