ダトロ・フォファナ(Datro Fofana, 2002年12月22日 - )は、コートジボワールのプロサッカー選手。コートジボワール代表。バーンリーFC所属。ポジションはフォワード。
経歴
クラブ
コートジボワールのアビジャン・シティ(元同国代表選手のマルコ・ネ(フランス語版)が設立したアマチュアクラブ)でキャリアをスタートさせ[1]、後にAFADドゥジェカヌ(フランス語版)に期限付き移籍し、得点能力の高さを示した[2][3]。フランス、ベルギー、オランダ、ノルウェーなどのクラブが関心を示す中、2021年2月2日、モルデと4年契約を交わした[1][2][4][5][6]。
移籍金なしでモルデに加入したこともあり、前所属のアビジャン・シティと代理人との間で、母親がサインしたというアビジャン・シティとの契約延長の有効性を巡って騒動となった[1]。北欧に渡る前、いくつかの移籍話が浮上しており、2020年3月のモルデとの契約前に、アビジャン・シティ側はアンジェへの移籍を発表していたが[7]、これは最終的な合意には至っておらず、アンジェ側は否定した[8][9]。COVID-19の流行によるモルデへの合流の遅れも、この混乱の一因となった[6]。
2021年2月18日、UEFAヨーロッパリーグのホッフェンハイム戦に65分から途中出場しモルデでのデビューを果たすと、74分に初ゴールを挙げ、2点ビハインドからドローに持ち込むことに貢献[1][9][10][11]。アウェイで迎えた2ndレグで勝利したモルデは、ベスト16へと駒を進めた[12]。
2022シーズンはエリテセリエンで15ゴールを挙げ、得点ランク3位タイとなった[13][14]。この活躍を受けて、イギリスのメディアはプレミアリーグの複数のクラブがフォファナの獲得を狙っていると報じた[14]。
2023年1月1日、イングランドのチェルシーに移籍。契約期間は「長期」、移籍金はおよそ1,200万ユーロと報じられている[15]。1月8日に行われたFAカップ3回戦、マンチェスター・シティ戦で途中出場し、移籍後初出場[16]。
7月11日、1シーズンの期限つきでドイツのウニオン・ベルリンに移籍。買い取りオプションは含まれておらず、2023-24シーズン終了後にチェルシーに復帰すると報じられている[17]。
2024年1月、ウニオン・ベルリンとの契約期間中にチェルシーに呼び戻されると[18]、同じくプレミアリーグのバーンリーにシーズン終了までの契約でローン移籍することとなった[19]。
代表
2019年9月22日、アフリカネイションズチャンピオンシップ予選(フランス語版)のニジェール戦でコートジボワール代表デビュー[20]。
個人成績
クラブ
代表
タイトル
クラブ
- モルデFK
脚注
外部リンク