『ゾンビランド:ダブルタップ』(Zombieland: Double Tap) は、2019年のアメリカ映画。2009年に公開された『ゾンビランド』の続編。
概要
前作『ゾンビランド』から10年後の世界を描き、前作に引き続きウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリン、エマ・ストーンが出演する。
副題の「ダブルタップ」は、前作で登場した32のルールの中の「二度撃ちして止めを刺せ (Double Tap)」からきている。
ストーリー
パシフィック・プレイランドでのゾンビとの対決から10年後、ゾンビはさらに進化していた。コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックは73まで増えたルールでゾンビ社会を生き抜き[3]、新たな生存者や“ファミリー”になる困難と立ち向かいながら、アメリカの中心地を目指す。
キャスト
※括弧内は日本語吹替[4]
製作
2018年7月に続編の製作とキャスト・監督の続投が発表され[14]、撮影は2019年1月14日から3月15日までジョージア州アトランタで行われた[15][16][17]。
2019年1月30日には原題が『Zombieland:Double Tap』に決定したこととともにポスタービジュアルが公式Twitterで公表され[18]、2019年7月25日には海外版予告編がYouTubeで公開された[19][20][21]。
2019年8月20日には日本での公開日の決定の発表とともに日本版ポスターと予告編が公開され[22][23][24][25][26]、2019年10月8日には新たな予告編が公開されビル・マーレイの出演が明らかになった[27][28][29]。
2019年10月23日にはキャストインタビューやメイキングを収めた特別映像がYouTubeで公開され[30][31]、2019年10月25日には日本語吹替え版の声優が発表された[5][6][7][8]。なお、日本語吹替え版のキャストは前作から一新されている。
2019年10月31日には、日本のテレビアニメ『ゾンビランドサガ』とのコラボが発表され[32]、11月18日にコラボ映像とコラボポスターが公開されると共に、アニメ内に登場するアイドルグループ・フランシュシュのメンバー2名が、本作の日本語吹き替え版にゾンビ役で参加することが発表された[33]。本編には源さくら(本渡楓)と星川リリィ(田中美海)が出演した[34]。
興行成績
全米での公開初日からの3日間の興行収入は2,680万3,104ドル(約29億円)で初登場3位となった[35][36]。
日本では、興行収入は不明だが、興行通信社による2019年11月23日と11月24日の観客動員数ランキングでは初登場9位となった[37][38]。
評価
本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには224件のレビューがあり、批評家支持率は68%、平均点は10点満点で6.17点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ゾンビランド:ダブルタップ』は、かつての精神を取り戻し、いくつかの楽しいひねりを加える楽しい再会で、新鮮な脳の不足を補っている」となっている[39]。また、Metacriticでは37件のレビューがあり、批評家支持率は56%だった[40]。
脚注
外部リンク