セント・ルーシー教区(Parish of Saint Lucy)はバルバドスの行政教区。島の北端に位置し、カリブ海と北大西洋に面している。最大都市はチェッカー・ホール(英語版)。人口は9,758人(2010年国勢調査[2])。
1629年に設置された最初の6教区のひとつ。かつてはヴェストリー(英語版)制により地方政府として機能していたが、1958年に新設された地区へ統合されて以降は行政機能は持っていない[3][1]。2009年選挙区評議会法によると1つの選挙区評議会(英語版)が設置されている[4]。教区名は聖ルーシー(ルチア)に由来し、国内に11ある行政教区で唯一女性の守護聖人を冠している。
国内最北端のノース・ポイントと最西端のハリソンズ・ポイントを擁する。首都ブリッジタウンやグラントレー・アダムス国際空港から最も距離があるため、人口はそれほど多くはない。同国初代首相のエロール・バロウ(英語版)の出身地として知られる。
主要都市
脚注