セルクナム族(セルクナムぞく、Selk'nam)とは、ティエラ・デル・フエゴ諸島を含むチリ及び、アルゼンチン南部のパタゴニア地域において居住していた民族。オナ族、オーナ族 (Ona)とも呼ばれる。
南米最後の先住民族(インディオ)の一つで、チョン小語族に属するセルクナム語(英語版)を使用した。19世紀末にチリ・アルゼンチン両国政府がティエラ・デル・フエゴの探索と領有を進めた結果、絶滅に追い込まれた。
元々南米大陸を先住の地としていたが、マゼラン海峡をカヌーにより縦横断し[1]ティエラ・デル・フエゴ北部に住み着いた[2]と考えられている。
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