セオドア・メイア・ビケル(Theodore Meir Bikel、1924年5月2日 - 2015年7月21日)は、オーストリア・ウィーン出身で主にアメリカ合衆国で活躍した俳優・歌手。名字は「バイケル」とも表記される。
来歴
オーストリア・ウィーンにてユダヤ系ドイツ人(ユダヤ系)の子として生まれる。1938年、アンシュルスののち、家族とともにイギリス委任統治領パレスチナに移住。
1946年にパレスチナを離れ、ロンドンの王立演劇学校で学ぶ[1]。ロンドンとニューヨークで舞台に立ち、トニー賞に2度ノミネートされている。ヨーロッパと中東の多くの言語を話すことが出来、アクセントや方言にも通じている。
1958年の『手錠のまゝの脱獄』でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
また、『スパイ大作戦』、『チャーリーズ・エンジェル』、『ダイナスティ』、『スタートレック』、『ロー&オーダー』、『ナイトライダー』など多くのテレビシリーズにゲスト出演している。
2005年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに演劇部門で星を授与されている[2]。
2015年7月21日、老衰のため死去[3]。91歳没。
主な出演作品
参照
外部リンク