セイロンニッケイ(錫蘭肉桂、学名:Cinnamomum verum[2])は、スリランカ原産[3]のクスノキ科の小型常緑樹である。その内樹皮は香辛料のシナモンを作るために使われる。この植物種自身もシナモンと呼ばれることがある。種小名のverumはラテン語で「真実の」の意。英語ではTrue cinnamon treeおよびCeylon cinnamon treeと呼ばれる。
古い植物学上の異名—Cinnamomum zeylanicum—はスリランカの旧称であるセイロンに由来する[4](セイロンの古いオランダ語読みがZeylan[要出典]。zeylanicumはラテン語化で「セイロンの」の意)。現在でもスリランカは世界のセイロンニッケイ供給量の80-90%を生産しており、セーシェルやマダガスカルにおいても商業的規模で栽培されている[5]。
セイロンニッケイは高さ10-15 mになる。葉は狭卵形で、長さ7-18 cmである。花は円錐花序であり、緑がかった色と独特の芳香を有する。果実は紫色の1 cmの核果で、単一の種子を含む[要出典]。
葉は大きく光沢があり葉脈がはっきりしていて美しく観葉植物として利用されることもある。
樹皮の風味に基づいて複数の品種が存在する[6]。
Lokasi Pengunjung: 3.22.77.34