スーパーフライ (映画)

スーパーフライ
Super Fly
監督 ゴードン・パークス・ジュニア
脚本 フィリップ・フィンティ
製作 シグ・ショア
出演者 ロン・オニール
シーラ・フレイジャー
ジュリアス・W・ハリス
音楽 カーティス・メイフィールド
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1972年7月1日
日本の旗 1973年2月10日
上映時間 93分
製作国 アメリカ
言語 英語
テンプレートを表示

スーパーフライ(Super Fly)は1972年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はゴードン・パークス・ジュニアブラックスプロイテーションの代表的な作品である。ロン・オニール演じる麻薬ディーラー、プリーストと黒人コミュニティーを中心に描く。この映画はソウルシンガーのカーティス・メイフィールドの楽曲『スーパーフライ』によって知られており、彼自身も本人役で出演している。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

製作

この映画には2人の黒人の歯医者と監督の父親であるゴードン・パークスが資金を提供している。ゴードン・パークスはカルトムービーである『黒いジャガー』の監督である。 

ネイト・アダムスはこの映画の衣装を担当した。彼は本作の前にいくつかのファッションショーをした。彼は今でも映画で使用されたスーツや靴、フェドーラなどを多数所有している。

ファット・フレディを演じたチャールズ・マクレガーは映画製作の前に刑務所から釈放された人物だった。

プリーストの車は改造されたキャデラック・エルドラドである。この車はK.Cのもので、彼は当時ハーレムのポン引きであり、映画でもポン引き役を演じている。K.C.はネイト・アダムスとホテルのロビーで出会い、きみの車を映画で使えないかと聞かれた。K.Cは承諾したが、後に電話でネイト・アダムスを嘘つき呼ばわりし、こう述べた。("No niggers are making no movies."「ニガーが映画をつくるはずがない」) 

この映画によってピンプモービル英語版と呼ばれる改造車が流行しはじめ、70年代には野心を持った麻薬ディーラーやギャングスター、ポン引きたちは車を改造した。

参照

外部リンク