スレイマヌ・ディアムテーヌ(Souleymane Diamoutene, 1983年1月30日 - )は、マリ・シカソ出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはDF。
経歴
クラブ
ディアムテーヌは故郷のジョリバACでキャリアを始め、その後ウディネーゼ・カルチョのスカウトに連れられイタリアに渡った。2001年から2004年までセリエC1のFCルッケーゼ1905で過ごし、その間の2003-04シーズンにセリエAのペルージャ・カルチョにレンタルで在籍した。
2004-05シーズンにUSレッチェへ移籍し、ズデネク・ゼーマン監督の下で主力の1人としてプレー。翌シーズンにゼーマン監督が去り、チームはセリエBに降格してからも変わらず守備陣の中核として奮闘し、2008-09シーズンにセリエA昇格に貢献。各チームの監督が選定するベストイレブンにも選出された[1]。2009年1月にクリスティアン・パヌッチの後釜としてASローマへ315万ユーロの買取りオプション付きでレンタル移籍[2][3]し、リリアン・テュラムに憧れ背番号21を選んだと喜びを語った[4]。しかしオプションが行使されることはなく、同年8月31日にASバーリへレンタルで加入した[5]。
2010-11シーズンにレッチェへ復帰したが、前シーズンに同じプッリャ州を拠点とするライバルのバーリでプレーしていたためサポーターから攻撃を受ける[6]。出番も僅かであったこともあり、2011年1月20日にデルフィーノ・ペスカーラ1936へレンタル移籍した[7]。
2010年2月10日、ブルガリアのレフスキ・ソフィアと1年半の契約を結んだと発表[8]。5月23日のPFCスベトカビトサ(英語版)戦 (7-0) で初得点を記録した。
2013年9月18日、セリエDのASDルーパ・ローマに加入した[9]。2015年3月9日、以前よりトレーニングに参加していたフィデーリス・アンドリアと契約し再びセリエDでプレー[10]。翌年3月16日にはセリエBのペスカーラに復帰[11]。
2016年8月15日、マルタ・プレミアリーグに昇格したグジラ・ユナイテッドFCに1年契約で移籍することが発表された[12]。
代表
ユースレベルでは1999 FIFA U-17世界選手権に出場。A代表としては、アフリカネイションズカップに2004年、2008年、2010年の3度出場している。
所属クラブ
- → ペルージャ・カルチョ (Loan) 2003-2004
- →ASローマ (Loan) 2009.1-6
- → ASバーリ (Loan) 2009-2010
- → デルフィーノ・ペスカーラ1936 (Loan) 2011-2012
タイトル
- ペルージャ
- ルーパ・ローマ
- ペスカーラ
脚注
- ^ "Attenti al Bologna ora è il favorito"
- ^ "ローマがディアムテーヌを獲得"
- ^ "ACQUISIZIONE A TITOLO TEMPORANEO DEL DIRITTO ALLE PRESTAZIONI SPORTIVE DEL CALCIATORE SOULEYMANE DIAMOUTENE"
- ^ "テュラムに憧れるディアムテーヌ"
- ^ "Official: Bari Sign Diamoutene From Lecce"
- ^ "Gli ultrà contro Diamoutene Lecce, interrotto l'allenamento"
- ^ "Calciomercato: arriva Diamoutene" Archived 2011年9月27日, at the Wayback Machine.
- ^ "Levski agree deal with defender Diamoutene" Archived 2012年7月8日, at Archive.is
- ^ “UFFICIALE: colpo della Lupa Roma. Ingaggiato Diamoutene”. TuttoMercatoWeb.com (2013年9月18日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “UFFICIALE: Fidelis Andria, tesserato Diamoutene”. TuttoMercatoWeb.com (2014年3月9日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “UFFICIALE: Pescara, arriva la firma di Diamoutene”. TuttoMercatoWeb.com (2016年3月16日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “Diamoutene seals Gżira United move”. timesofmalta.com (2016年8月15日). 2016年10月26日閲覧。
外部リンク