『スチームワールド ディグ』[注 1](SteamWorld Dig)は、スウェーデンのゲーム開発会社Image & Form(英語版)が開発したアクションゲーム[3]。同社が手掛ける「スチームワールド」シリーズの第2作目。
本稿では、シリーズ第4作目にあたる本作の続編『スチームワールドディグ2』についても記述する。
概要
スチームパンクと西部劇を融合したニンテンドーDSiウェア『SteamWorld Tower Defense(英語版)』(2010年)の世界観を継承した作品で[3]、ゲームジャンルは前作のタワーディフェンスから探索型の2Dタイプアクションゲーム(メトロイドヴァニア)に変更している。鉱山内にある「ステーション」と呼ばれる施設により新たな能力(蒸気機関により水を消費するものが多い)を得るほか、町のショップで能力値を上げることが出来る。
2013年に発売されたニンテンドー3DS版の好評を受け[4]、HD化した上で様々なプラットフォームに移植された。日本では、インターグローによりニンテンドー3DS、PlayStation 4、PlayStation Vita、Wii U版が、フライハイワークスによりNintendo Switch版がローカライズされている。
人類が世界大戦により破局を迎えてから数百年後の物語であり[3]、続編では人類が僅かながら地下で生活をしている。
登場キャラクター
- ラスティ
- 本作の主人公であるスチームロボ。亡くなった叔父からタンブルトンの鉱山を相続する。
- 鉱山を採掘して、さびれた鉱山の町を復興させていく。
- ドロシー
- タンブルトンの両替屋。鉱山で掘った鉱石は彼女が換金してくれるが、その額(通算)に応じて町のレベルが上がり、ショップが充実していく。
- クランキー
- アップグレードショップの店主。ドロシーの父親。鉱山で右足を失っている。
スチームワールドディグ2
『スチームワールドディグ2』(SteamWorld Dig 2)は、2017年に発売されたアクションゲーム。『スチームワールド ディグ』の続編で、「スチームワールド」シリーズの第4作目。
本作では前作で脇役として登場したドロシーが主人公となり、行方不明になった前作の主人公ラスティを捜索する[6]。素材がランダム配置だった前作とは異なり、細部まで全て手作業で配置をするようになったほか、全体的にボリュームアップしている[7]。
評価
- スチームワールドディグ2
脚注
注釈
- ^ Nintendo Switch版のみ、間にスペースが入っていない『スチームワールドディグ』のタイトルで配信されている。
出典
外部リンク
- スチームワールド ディグ
- スチームワールドディグ2