ジュリア・ルイス=ドレイファス(Julia Louis-Dreyfus, 本名: Julia Scarlett Elizabeth Louis-Dreyfus, 1961年1月13日 - )は、アメリカ合衆国出身の女優、コメディアン、プロデューサー。ニューヨーク市マンハッタン出身。アメリカの国民的テレビシリーズ『となりのサインフェルド』のレギュラーの1人、エレイン役で有名。
略歴
フランス系ユダヤ人。父ジェラール・ルイ=ドレフュス(別名ウィリアム・ルイス=ドレイファス)はルイ=ドレフュス財閥の出で、『フォーブス』誌によると29億ドルの資産を持つ大富豪である。
また、大富豪でフランスのサッカークラブ、オリンピック・マルセイユの主要株主のロベール・ルイ=ドレフュスは従兄にあたる。
キャリア
1982年から1985年の間、『サタデー・ナイト・ライブ』のメンバーとして参加。コメディエンヌとしての腕を磨く。このとき、後に『となりのサインフェルド』を手掛けることとなるラリー・デイヴィッドと出会う。
その後もいくつかのコメディ番組や映画に出演した彼女は、1990年よりデイヴィッドが手掛けるコメディシリーズ『となりのサインフェルド』のレギュラーとして出演。ドラマはアメリカのテレビ史上最大のヒット作の1つ言われる番組となり、このエレイン役として彼女は特に有名となる。エミー賞でも助演女優賞を一度受賞し、7年に渡って候補になっている。
『となりのサインフェルド』終了後は製作も務めた『Watching Ellie』で主演をしたが、キャンセルの憂き目に遭う。このいわゆる「サインフェルドの呪い」と言われるジンクスに当たった彼女は長らく低迷を続けていたが、2006年よりスタートしたCBSの『The New Adventures of Old Christine』は視聴率・内容ともに好調なものとなり、事実上の復活を果たす。第58回プライムタイム・エミー賞でも主演女優賞を受賞した。
2012年よりスタートしたHBOのコメディドラマ『Veep/ヴィープ』では主演だけでなく、プロデューサー(製作)としても参加し、エミー賞主演女優賞を2012年から2017年まで6年連続で受賞しているほか、2015年から2017年まで3年連続で作品賞 (コメディシリーズ部門)と主演女優賞の両方で受賞を果たした[1]。
また、2013年には映画『おとなの恋には嘘がある』に出演し、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
出演作品
映画
テレビ
脚注
外部リンク
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