ワシントンD.C.ポトマック川に架かる橋もロシャンボーに因んで「ロシャンボー橋」と名付けられていた。この橋は、1982年のエア・フロリダ90便墜落事故の事故現場となり、この事故で自らを犠牲にして他の負傷者を助けた乗客にちなんで"アーランド・D・ウィリアムズ Jr.記念橋"(Arland D. Williams Jr. Memorial Bridge)と改称された。
ロシャンボーの回顧録、『ロシャンボーの軍事、履歴、政治の回顧録』(Memoires militaires, historiques et politiques, de Rochambeau)が1809年にジャン=シャルル=ジュリアン・ルース・ド・ランシヴァルによって出版された[1]。1838年にはM.W.E.ライトによって英訳され、『元帥にして伯爵R.の回顧録、アメリカ合衆国の独立戦争にかかわること』(Memoirs of the Marshal Count de R. relative to the War of Independence in the United States)と題して出版された[1]。
アメリカで従軍中にロシャンボーが交わした手紙は、H.ドニオールにより、『アメリカ合衆国の独立におけるフランス参加の歴史』(Histoire de la participation de la France en l'etablissement des Etats Unis d'Amerique)と題され1892年にパリで出版された[1]。