ジャッキー・ヤング

ジャッキー・ヤング
Jackie Young
ラスベガス・エーシズでのヤング
(2019年)
ラスベガス・エーシズ  No.0
ポジション SG
所属リーグ WNBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1997-09-16) 1997年9月16日(27歳)
出身地 インディアナ州プリンストン英語版
身長 183cm (6 ft 0 in)
体重 75kg (165 lb)
シューズ プーマ[1]
キャリア情報
高校 プリンストン・コミュニティ高等学校
大学 ノートルダム大学
WNBAドラフト 2019年 / 1巡目 / 全体1位
プロ選手期間 2019年–現在
経歴
2019–ラスベガス・エーシズ
2020エラズー・イル・オゼル・イダレスポー英語版
2020–2021ASラマート・ハシャロン
2021–2022パース・リンクス英語版
受賞歴
  • WNBAチャンピオン (2022, 2023)
  • WNBAオールスター (2022, 2023)
  • WNBA最成長選手賞 (2022)
  • オールWNBAセカンドチーム (2023)
  • WNBAオールルーキーチーム (2019)
  • WNBAコミッショナーカップチャンピオン (2022)
  • オールWNBLファーストチーム (2022)
  • NCAAチャンピオン (2018)
  • ACCトーナメントMVP (2019)
  • オールACCセカンドチーム (2019)
  • ACCオールフレッシュマンチーム (2017)
Stats WNBA.com
Stats Basketball-Reference.com
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3x3バスケットボール
オリンピック
2021 東京 女子
バスケットボール
オリンピック
2024 パリ 女子

ジャッケリン・ヤングJacquelyn Young, 1997年9月16日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州プリンストン英語版出身の女子プロバスケットボール選手。WNBAラスベガス・エーシズに所属している。ポジションはシューティングガード

経歴

ハイスクール

高校時代は4年間で平均30.8得点・10.3リバウンド・5.5アシストを記録し、チームは97勝9敗という好成績だった。

また、4年目のシーズンにはインディアナ州の高校生では性別問わず歴代5人目となる、シーズン1,000得点を記録した。

カレッジ

ノートルダム大学に進学し、2年目の2017-18シーズンにはNCAAトーナメントで優勝した。

2018-19シーズンにはACCトーナメントでMVPを受賞した。

ラスベガス・エーシズ

2019年のWNBAドラフトにて、全体1位でラスベガス・エーシズから指名され入団した[2]。また、プーマと複数年のシューズ契約を結んだ[3]

1年目の2019シーズンは大学時代のメインポジションだったシューティングガードではなく、ポイントガードとしてプレーした。このシーズンは34試合に出場して平均6.6得点・3.3リバウンド・4.5アシストを記録し、オールルーキーチームに選出された[4]

2020シーズンは22試合に出場して平均11.0得点・4.3リバウンド・3.0アシストを記録した。

2021シーズンから本来のポジションであるシューティングガードを務め、32試合に出場して平均12.2得点・4.1リバウンド・3.2アシストを記録した。

2022シーズンは34試合に出場して平均15.9得点・4.4リバウンド・3.9アシストを記録。初のオールスターゲームに選出され、最成長選手賞を受賞した[5]。プレーオフではWNBAファイナルコネティカット・サンに勝利し、エーシズは球団史上初の優勝を成し遂げた[6]

2023シーズンは40試合に出場して平均17.6得点・4.0リバウンド・3.8アシストを記録。2年連続でオールスターゲーム、オールWNBAセカンドチームに選出された。プレーオフではWNBAファイナルでニューヨーク・リバティに勝利し、2連覇を達成した[7]

海外リーグ

WNBAの試合がない期間はトルコイスラエルオーストラリアのリーグでプレーしている。

代表歴

2021年に東京オリンピック3x3にアメリカ合衆国代表で出場し、優勝した[8]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン  

WNBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019 LV 34 34 22.6 .322 .318 .808 3.3 4.5 .8 .4 6.6
2020 22 0 25.8 .492 .231 .852 4.3 3.0 .7 .1 11.0
2021 32 32 31.8 .507 .250 .833 4.1 3.2 1.1 .3 12.2
2022 34 34 33.2 .476 .431 .859 4.4 3.9 1.4 .2 15.9
2023 40 40 31.5 .523 .449 .867 4.0 3.8 1.3 .1 17.6
通算 162 140 29.3 .475 .412 .848 4.0 3.7 1.1 .2 13.0

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019 LV 5 5 12.4 .409 .800 .875 1.8 2.6 .0 .0 5.8
2020 8 0 20.4 .309 .167 .905 3.0 2.8 .3 .1 7.8
2021 5 5 26.0 .333 .000 1.000 3.2 2.2 1.0 .4 5.6
2022 10 10 34.5 .432 .474 .926 4.1 3.0 .8 .1 12.5
2023 9 9 34.8 .421 .415 .914 5.6 5.0 1.6 .1 16.7
通算 37 29 27.4 .392 .437 .918 3.8 3.3 .8 .1 10.6

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 ノートルダム 33 0 21.4 .463 .379 .803 4.6 1.4 1.8 0.3 7.3
2017–18 38 38 34.4 .520 .282 .789 6.6 3.7 1.4 .5 14.5
2018–19 38 37 32.2 .528 .452 .785 7.4 5.1 1.3 .4 14.7
通算 109 75 29.7 .512 .364 .790 6.3 3.5 1.2 .4 12.4

脚注

  1. ^ Puma adds top WNBA rookies to expanding basketball roster” (英語). ESPN.com (2019年5月22日). 2024年2月19日閲覧。
  2. ^ Jackie Young is the No. 1 pick in the WNBA draft”. ESPN.com. 2024年2月19日閲覧。
  3. ^ Puma adds Jackie Young to roster”. ESPN. ESPN (May 22, 2019). 2024年2月19日閲覧。
  4. ^ All-Rookie Teams”. wnba.com. 2024年2月19日閲覧。
  5. ^ Eberly, Keaton. “Jackie Young named starter in 2022 WNBA All-Star Game” (英語). 14news.com. 2024年2月19日閲覧。
  6. ^ Aces Win First Championship in Franchise – and Las Vegas – History - WNBA”. www.wnba.com. 2024年2月19日閲覧。
  7. ^ Las Vegas Aces win back-to-back WNBA championships in nail-biter Game 4 vs. Liberty” (英語). Yahoo Sports (2023年10月19日). 2024年2月19日閲覧。
  8. ^ Bumbaca, Chris. “'My life changed like that': From vacation to Tokyo Olympics, Jackie Young wins 3-on-3 gold” (英語). USA TODAY. 2024年2月19日閲覧。

外部リンク