ジギー・スターダスト・ツアー(英語: Ziggy Stardust Tour)は、イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイが1972年から1973年にかけて行った、アルバム『ハンキー・ドリー』と『ジギー・スターダスト[注 1]』と『アラジン・セイン』のリリースに伴うコンサート・ツアー。
概要
このツアーにてボウイは架空のロックスター「ジギー・スターダスト(英語版)」を演じ、バックバンドの「ザ・スパイダーズ・フロム・マーズ(英語版)」と共にイギリス、アメリカ合衆国、日本を周った。ツアー最終日の1973年7月3日、ロンドンのハマースミス・オデオン公演で「このショーはツアーの最終日というだけでなく、私たちの最後のショーでもある」と発言し「ジギー」と「ザ・スパイダー・フロム・マーズ」としての引退宣言をしたが、世間にはボウイ自身が引退したと解釈され、メディアの注目を集めた[1][2]。
ツアー最終日のロンドン公演は撮影されて1983年に映画『ジギー・スターダスト(英語版)』として公開され、サウンドトラック『ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー(英語版)』もリリースされた。また、1984年にはホームビデオとしてもリリースされた。1972年10月20日のサンタモニカ公演の録音は『ライヴ・サンタ・モニカ '72(英語版)』として2008年にリリースされた。
セットリスト
これは1973年7月3日にイングランドのロンドンで行われたライブのセットリストであり、ツアー期間中の全てのセットリストを表すものではない[3]。
- 交響曲第9番「合唱」第4楽章 (歓喜の歌)
- 君の意志のままに(英語版)
- ジギー・スターダスト
- あの男を注意しろ(英語版)
- フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年(英語版)
- すべての若き野郎ども
- ユー・プリティ・シングス(英語版)
- 月世界の白昼夢(英語版)
- チェンジス
- スペイス・オディティ
- マイ・デス
- ウィリアム・テル序曲
- 気のふれた男優(英語版)
- 時間(英語版)
- 円軌道の幅(英語版)
- 夜をぶっとばせ
- サフラジェット・シティ
- ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート(英語版)
- ジーン・ジニー(英語版)
- ラヴ・ミー・ドゥ
- アラウンド・アンド・アラウンド(英語版)
- ロックン・ロールの自殺者(英語版)
演奏された曲
参加ミュージシャン
- ザ・スパイダー・フロム・マーズ
- その他のミュージシャン
ツアー日程
参考文献
David Bowie 1972-1973 Ziggy Stardust Tour - DavidBowieWorld.nl
脚注
注釈
出典
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スタジオ・アルバム |
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ライヴ・アルバム |
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サウンドトラック | |
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コンピレーション・アルバム (主要なものから抜粋) | |
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主な楽曲 | |
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主演映画 (主要なものから抜粋) | |
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ツアー |
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関連人物・項目 | |
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