ジェネラル・イメージング・ジャパンは、かつて存在した法人の一つで、GE(ゼネラル・エレクトリック)ブランドのカメラを中心とした光学機器を扱うメーカーであった。日本での法人名称は「ゼネラル」ではなく「ジェネラル」が正式である。
概要・略歴
アメリカで2007年に設立された、GEブランドの光学機器を販売する「General Imaging」の日本総販売代理店として2008年に設立。「Value for Money」を掲げ、良質な映像機器を低価格で提供することを目指す。また映像を通した生涯学習の理念(「映育」=映像教育)も標榜していた。末期には「GE」のほか、アグファフォト(エグゼモードよりブランド譲渡を受ける)のブランドも展開していた。
代表者はブリヂストン勤務を経て、オリンパス光学工業の経営陣に迎えられ、同社取締役・オリンパス・イメージング[1]社長などを歴任、ジェネラル・イメージング(米本社)立ち上げにもかかわった[2]小宮弘である。
その後、法人自体は、長野県の「AOFジャパン」[3]に吸収され、2013年10月1日から同社がGEブランドのカメラを販売[4]していたが、米General Imaging社のカメラ事業終了に伴いカメラの販売から撤退。現在はAOI開発センター(AOFジャパンが2014年に社名変更)が当社製デジカメのサポートしている。
商品ラインアップ
「Value for Money」という同社の方針から、安価なエントリー向け機種がほとんどである。
- コンパクトデジタルカメラのみ「GE」と「アグファフォト」の2つのブランドで展開。その他は「GE」ブランドのみである。
銘柄
[5]
コンパクトデジタルカメラ
- X600(ネオ一眼)
- C1440
- E14105
- J1458
- C1233
- X500(ネオ一眼)
- A1456
- E1450
- G5WP
- E1486TW
- E1480W
- J1470S
- C1433
- CREATE
- X5(ネオ一眼)
- A1455
- A1255
- A1050
- C1033
- J1455
ハイビジョンコンパクトムービーカメラ
「映育」(A-IQ)への取り組み
ジェネラル・イメージング・ジャパンが企業の社会貢献活動の一環として「映育」(A-IQ 映像教育)の取り組みを進めている。「幼い時から映像に親しみ、感受性を豊かにする」ことで、映像教育を生涯学習の一環として取組みつつ、映像を通した絆を深めることで多くの人々と共有・共感・共鳴する真のコミュニケーションを創造することを念頭にしている。
外部リンク
出典
(いずれも「デジカメWatch」より。2013年5月29日閲覧)
注釈
- ^ オリンパス光学工業の映像部門を分社した会社。その後一度オリンパスへ吸収されたのち、再分社化され、現在のOMデジタルソリューションズ
- ^ 役員の異動について - 日本板硝子
2010年5月13日発表。2021年5月15日閲覧
- ^ 台湾・亜洲光学の日本法人で、日本のカメラメーカー・チノンがその源流
- ^ GIJ:お知らせ - ウェイバックマシン(2014年5月28日アーカイブ分)
- ^ 製品一覧