2010年、名門R&SレコーズよりEP『CMYK』をリリース。タイトルトラックの『CMYK』がラジオを中心に話題となった。
同年11月、ファイストのカバーである「Limit to Your Love」をリリースし、全英シングルチャートで最高47位を記録した。
年末には、BBCによる、批評家や音楽関係者の投票で有望な新人アーティストを選出する恒例企画「Sound of 2011」にノミネートし、2位に選ばれた。
また、この年の作品群には批評家筋からも好意的な評価が寄せられ、ピッチフォーク・メディアからは『The Bells Sketch』『CMYK』『Klavierwerke』の3作のEPが、この年の年間ベスト・アルバム・ランキングで8位に[5]、楽曲「I Only Know (What I Know Now)」もベスト・トラックで8位に[6]それぞれ選ばれた。
2011年2月7日、満を持してデビュー・アルバム『ジェイムズ・ブレイク』をリリース。本作は批評家筋から高く評価され、ピッチフォーク・メディアは、この年の年間ベスト・アルバムランキングで12位に[7]、Amazon.comは4位に[8]、Mojo誌は17位に[9]それぞれ選んだ。
同年8月、ボン・イヴェールとのコラボレーション楽曲「Fall Creek Boys Choir」も収録されたEP『Enough Thunder』を、12月にもEP『Love What Happened Here』をリリースした。