ジェイソン・デュパスキエ (Jason Dupasquier, 2001年9月7日 - 2021年5月30日) は、スイスのオートバイレーサー。
経歴
デュパスキエの父親は、モトクロスライダーのフィリップ・デュパスキエである。デュパスキエは5歳でダートレースを始め、その後ロードレースに転向した。2015年にADACジュニアカップに参戦、2016年にはタイトルを獲得した。2017年には北ヨーロッパカップのMoto3クラスに参戦。同年スペイン選手権のMoto3クラスにも参戦した。2019年にはMotoGPルーキーズカップに参戦した。
2020年、彼は世界選手権Moto3クラスにCarXpert Prustel GPチームからデビューした[1]。チームメイトはバリー・バルテュスであった。この年、デュパスキエはノーポイントであった。
2021年も同チームから継続して参戦、チームメイトは山中琉聖に代わった。
2021年5月29日、ムジェロ・サーキットで行われたイタリアGP予選においてアラビアータ2コーナーでジェレミー・アルコバや佐々木歩夢らと共に転倒に巻き込まれた。デュパスキエは路面にたたきつけられ頭部、胸部、腹部に重傷を負った。ヘリコプターでフィレンツェのカレッジ病院に搬送されたが[2]、同月30日の朝、死亡した[3]。19歳没。
ロードレース世界選手権 戦績
参照
外部リンク