株式会社シンプレクス・ファイナンシャル・ホールディングスは、東京都に本社を置く持株会社。TOKYO PRO Market上場。
独立系投資運用会社のシンプレクス・アセット・マネジメント株式会社が中核子会社である。
概要
日本における独立系のヘッジファンドとして、機関投資家の資金運用やETFの組成・運用を実施している[1]。
日興証券の支援を受けた、ソロモン・ブラザーズの債券・株式アービトラージグループが独立して設立された[2]。
1997年(平成9年)7月に香港でシンプレクス・キャピタル・リミテッドとして設立され、1998年(平成10年)3月に債券アービトラージを中心に運用を開始した。1999年(平成11年)11月に日本でシンプレクス・アセット・マネジメント株式会社を設立し、シンプレクス・キャピタル・リミテッドの運用事業を引き継いだ。2006年(平成18年)10月に株式会社シンプレクス・ファイナンシャル・ホールディングスを設立し、持株会社体制に移行した。2015年(平成27年)1月27日にTOKYO PRO Marketに上場した。
事業
- シンプレクス・アセット・マネジメントの投資先
上場株式への投資実績については、金融商品取引法に基づく大量保有報告書した銘柄は101社である(2002年10月21日現在)[3]。
経営陣との対話により、投資先のクミアイ化学工業が、3割出資していたイハラケミカル工業を経営統合した事例がある[4][5]。
- シンプレクス・アセット・マネジメントが運用するETF(東証上場)
- 2009年8月から個人投資家向けの東京証券取引所上場投資信託(ETF)の取り扱いをはじめ、2021年2月末時点で17本を運用している[6]。
投資先会社
脚注
関連項目
外部リンク