シンディ・セラノ(英語: Cindy Serrano、1982年5月8日 - )は、プエルトリコの元プロボクサー。元WBO女子世界フェザー級王者。女子世界7階級王者のアマンダ・セラノは妹。
来歴
2003年9月12日、アメリカ・デラウェア州ドーバーにてKathy Rodriguez戦でプロデビューし判定勝利。
デビュー12連勝の後、Rhonda LunaとのWIBA世界フェザー級王座決定戦に臨むが、引き分けで王座獲得ならず。
その後3連勝し、ミッシー・フィオレンティーノ(英語版)が持つWBC女子北米スーパーフェザー級王座に挑むが、判定負けでまたしても王座獲得ならず。
2008年1月11日、レイラ・マッカーターとの再起戦も敗れ連敗。
2011年10月1日、フランスでアン=ソフィー・マシスが持つWIBA・WBF、及び空位のWIBF世界ウェルター級王座に挑むが、0-3判定負け。
2012年4月27日、スウェーデンでミカエラ・ローレンと対戦も0-3判定負けで6戦未勝利となってしまった。
2012年8月11日、Kerri Hillに3-0判定を制し5年半ぶりの勝利。
2016年12月10日、地元プエルトリコにてCalista SilgadoとのWBO女子世界フェザー級王座決定戦に臨み、2-0判定で勝利し世界王座獲得[1]。妹アマンダとともにメジャー団体初の姉妹世界王者となった[2]。
2017年5月13日、Paola Torres相手に初防衛戦を行い、3-0判定で勝利し初防衛成功[3]。
2017年10月14日、Edina Kiss相手にノンタイトルを2-1判定で勝利。
2018年10月20日、ボストンのTDガーデンにてケイティー・テイラーが持つWBA・IBF女子世界ライト級王座に挑戦するが、3者とも90-100のフルマーク判定で敗れ2階級制覇はならなかった[4][5][6]。
2018年限りで現役引退[7]。
獲得タイトル
脚注
- ^ Rivera, Miguel (December 11, 2016). “Alfredo Santiago Shocks Jayson Velez With Majority Nod Win” (英語). BoxingScene.com. September 14, 2020閲覧。
- ^ Fleming, Kirsten (April 22, 2017). “Boxing star's sister once beat her up to discourage her from the sport”. New York Post. April 22, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。September 14, 2020閲覧。
- ^ “Serrano Retains WBO Belt: Cotto Wins, Rivera Shocks Lopez” (英語). BoxingScene.com (May 14, 2017). September 14, 2020閲覧。
- ^ Idec, Keith (October 21, 2018). “Katie Taylor Dominates Cindy Serrano, Wins All 10 Rounds” (英語). BoxingScene.com. September 14, 2020閲覧。
- ^ McGoldrick, Sean (October 21, 2018). “Katie Taylor dominates Cindy Serrano to retain titles with flawless performance in Boston” (英語). Independent. November 6, 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。September 14, 2020閲覧。
- ^ “Katie Taylor dominates Cindy Serrano to retain titles”. The Ring (October 20, 2018). February 14, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。September 14, 2020閲覧。
- ^ “Amanda Serrano’s Family and Nationality: Where Is Cindy Serrano’s Sister From?”. SPORTSMANOR. (2023年3月7日). https://sportsmanor.com/boxing-amanda-serrano-family-and-nationality-where-is-cindy-serranos-sister-from/ 2023年8月19日閲覧。
関連項目
外部リンク