シブール (Ciboure、バスク語:Ziburu)は、フランス南西部ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のピレネー=アトランティック県に属するコミューンである。
地理
フランス領バスクのラブール地方に属する。東はサン=ジャン=ド=リュズ、西はウリューニュ、南はアスカンと接する。漁港をサン=ジャン=ド=リュズと共有しており、魚の缶詰製造が盛ん。
名称の由来
バスク語のZiburuとは、Zubi buru(先端)を短縮したものである。実際、シブールはニヴェル川の河口に形成された町である。1692年頃にはシボロ(Siboro)と呼ばれていた。
歴史
16世紀初頭のラブール地方は、黒死病の流行で始まった。年代記registres gasconsでは流行の拡大を記している[1]。その後減少するものの、1598年に再流行した。シブールの住民たちは、『ブタの疫病』だと書き残している[2].。
1574年にコミューンとなるまで、シブールはウリューニュの一部だった[3]。
出身者
出典
- ^ Registres gascons, tome 1, pages 44, 53, 141, 154, 158-159, 195 et 233 - cités par Manex Goyhenetche. Histoire générale du Pays basque - tome 3. Elkarlanean 2001. ISBN 2 9131 5634 7。, pages 42 et 43.
- ^ Archives communales de Ciboure, BB 2 - citées par Manex Goyhenetche. Histoire générale du Pays basque - tome 3. Elkarlanean 2001. ISBN 2 9131 5634 7。, page 42
- ^ Philippe Veyrin. Les Basques. Arthaud 1975. ISBN 2 7003 0038 6。, page 51.
外部リンク
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