シオノギレインボーストークス兵庫(シオノギレインボーストークスひょうご、英: Shionogi Rainbow Stokes Hyogo)は、兵庫県尼崎市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。
概要
1949年、兵庫県尼崎市を本拠地として創部。日本リーグが創設される以前の1950年代から活躍していた古豪である。1968年、日本リーグ創設に伴い加盟[注 4]。2022年からJDリーグ西地区所属。
チーム愛称の「ストーク(Stork)」は、英語でコウノトリの意味。幸運を運ぶ鳥として知られるコウノトリは兵庫県の県鳥でもある。七色に光り輝く虹のように個性豊かなシオノギファイターが各地に幸運(希望)を届けるという願いを込めて命名された[1][2]。男子プロバスケットボール・B.LEAGUEに所属している西宮ストークスのチーム名も同じ由来である。
運営母体は塩野義製薬。練習グラウンドは大阪府摂津市にある[3]。
試合の際にはベンチ横に、地元兵庫県出身で元東京ヤクルトスワローズの坂口智隆からチームに贈られた『やるか、やらんか!』の直筆サイン入りユニフォームが掛けられている[4]。
歴史
- 1949年 - シオノギ製薬女子ソフトボール部が創部
- 1952年 - 全日本総合選手権[注 5]初優勝
- 1968年 - 日本リーグ創設に伴い加盟[注 4]
- 1975年 - 日本リーグ・国体、共に初優勝。全日本総合選手権[注 5]も制し3冠達成
- 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いシオノギ製薬ポポンギャルズとなる
- 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属となる。チーム名をシオノギレインボーストークス兵庫に変更[1][5]
- 2023年 - 男子ソフトボール・元日本代表の松田光が監督に就任
成績
日本リーグ戦績
日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。
年度 |
所属リーグ |
総合順位 |
試合 |
勝 |
敗 |
分 |
リーグ順位 |
全日本総合 |
備考
|
1994 |
日本リーグ1部 |
9位 |
16 |
7 |
9 |
0 |
5位[注 6] |
不明 |
|
1995 |
日本リーグ1部 |
5位 |
16 |
10 |
6 |
0 |
3位[注 6] |
不明 |
|
1996 |
日本リーグ1部 |
4位 |
16 |
9 |
7 |
0 |
2位[注 6] |
不明 |
|
1997 |
日本リーグ1部 |
3位 |
16 |
12 |
4 |
0 |
1位[注 6] |
ベスト8 |
|
1998 |
日本リーグ1部 |
6位 |
16 |
7 |
9 |
0 |
3位[注 6] |
1回戦 |
|
1999 |
日本リーグ1部 |
4位 |
22 |
11 |
11 |
0 |
4位 |
ベスト4 |
|
2000 |
日本リーグ1部 |
6位 |
22 |
11 |
11 |
0 |
6位 |
ベスト8 |
|
2001 |
日本リーグ1部 |
7位 |
22 |
10 |
12 |
0 |
7位 |
ベスト8 |
|
2002 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
8位 |
ベスト8 |
|
2003 |
日本リーグ1部 |
7位 |
22 |
12 |
10 |
0 |
7位 |
1回戦 |
|
2004 |
日本リーグ1部 |
10位 |
22 |
5 |
17 |
0 |
10位 |
ベスト8 |
|
2005 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
8位 |
ベスト8 |
|
2006 |
日本リーグ1部 |
6位 |
22 |
11 |
11 |
0 |
6位 |
ベスト8 |
|
2007 |
日本リーグ1部 |
10位 |
22 |
5 |
17 |
0 |
10位 |
ベスト8 |
|
2008 |
日本リーグ1部 |
11位 |
22 |
4 |
18 |
0 |
11位 |
2回戦 |
|
2009 |
日本リーグ1部 |
9位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
9位 |
2回戦 |
|
2010 |
日本リーグ1部 |
9位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
9位 |
ベスト8 |
|
2011 |
日本リーグ1部 |
10位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
10位 |
2回戦 |
|
2012 |
日本リーグ1部 |
12位 |
22 |
2 |
20 |
0 |
12位 |
ベスト8 |
|
2013 |
日本リーグ1部 |
11位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
11位 |
2回戦 |
|
2014 |
日本リーグ1部 |
12位 |
22 |
3 |
19 |
0 |
12位 |
2回戦 |
2部リーグ降格決定
|
2015 |
日本リーグ2部 |
1位 |
12 |
12 |
0 |
0 |
1位[注 7] |
2回戦 |
1部リーグ昇格決定
|
2016 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
8位 |
ベスト8 |
シオノギ製薬ポポンギャルズ
|
2017 |
日本リーグ1部 |
11位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
11位 |
2回戦 |
|
2018 |
日本リーグ1部 |
6位 |
22 |
10 |
12 |
0 |
6位 |
ベスト8 |
|
2019 |
日本リーグ1部 |
10位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
10位 |
ベスト8 |
|
2020 |
日本リーグ1部[注 8] |
8位 |
11 |
5 |
6 |
0 |
8位 |
開催中止[注 9] |
|
2021 |
日本リーグ1部 |
11位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
11位 |
2回戦 |
|
- 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 10]
- 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 10]
JDリーグ戦績
年度 |
所属リーグ |
総合順位 |
試合 |
勝 |
敗 |
分 |
リーグ順位 |
皇后盃 |
備考
|
2022 |
JDリーグ |
- |
29 |
14 |
15 |
0 |
西4位 |
2回戦 |
シオノギレインボーストークス兵庫
|
2023 |
JDリーグ |
- |
29 |
17 |
12 |
0 |
西4位 |
ベスト8 |
|
2024 |
JDリーグ |
- |
29 |
20 |
9 |
0 |
西3位[注 11] |
1回戦 |
|
選手・スタッフ
- 2024年4月現在[6]
歴代所属選手
- 投手
- 外野手
脚注
注釈
- ^ 2チーム優勝
- ^ 雨天のため準々決勝で打ち切り4チーム優勝
- ^ 雨天のため1回戦で打ち切り8チーム優勝
- ^ a b 日本リーグ初年度の参加チームは、トヨタ自工、倉敷紡績安城、ニチボー垂井(のちのユニチカ垂井)、塩野義製薬(シオノギ製薬)、東芝姫路、広島紡績(のちのヒロボー)の6チーム。
- ^ a b 当時は全日本一般女子ソフトボール選手権大会
- ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
- ^ 2010-2019年は2部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
- ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
- ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
- ^ プレーオフ進出(敗退)
出典
関連項目
外部リンク
日本女子ソフトボールリーグ 2024 |
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JDリーグ |
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日本女子リーグ |
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