シオノギレインボーストークス兵庫

シオノギレインボーストークス兵庫
基本情報
正式名 シオノギ製薬女子ソフトボール部
愛称 レインボーストークス
運営母体 塩野義製薬
創設年 1949年
所属リーグ
リーグ JDリーグ西地区
本拠地
本拠地 日本の旗 兵庫県尼崎市
組織
部長 城井康次
監督 松田光
成績
2024 西地区3位・PO敗退
リーグ優勝 1回 (1975年)
獲得タイトル
皇后盃全日本総合選手権優勝 (4回)
1952年・1953年・1957年・1975年
国民スポーツ大会優勝 (4回)
1975年[注 1]・1979年・2007年[注 2]・2010年[注 3]
外部リンク
公式サイト

シオノギレインボーストークス兵庫(シオノギレインボーストークスひょうご、: Shionogi Rainbow Stokes Hyogo)は、兵庫県尼崎市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。

概要

チームバス外観 (2024年)
円陣を組むナイン (2024年)
ベンチ横に掛けられた坂口智隆のユニフォーム (2024年)

1949年、兵庫県尼崎市を本拠地として創部。日本リーグが創設される以前の1950年代から活躍していた古豪である。1968年、日本リーグ創設に伴い加盟[注 4]。2022年からJDリーグ西地区所属。

チーム愛称の「ストーク(Stork)」は、英語でコウノトリの意味。幸運を運ぶ鳥として知られるコウノトリは兵庫県の県鳥でもある。七色に光り輝くのように個性豊かなシオノギファイターが各地に幸運(希望)を届けるという願いを込めて命名された[1][2]。男子プロバスケットボールB.LEAGUEに所属している西宮ストークスのチーム名も同じ由来である。

運営母体は塩野義製薬。練習グラウンドは大阪府摂津市にある[3]

試合の際にはベンチ横に、地元兵庫県出身で元東京ヤクルトスワローズ坂口智隆からチームに贈られた『やるか、やらんか!』の直筆サイン入りユニフォームが掛けられている[4]

歴史

  • 1949年 - シオノギ製薬女子ソフトボール部が創部
  • 1952年 - 全日本総合選手権[注 5]初優勝
  • 1968年 - 日本リーグ創設に伴い加盟[注 4]
  • 1975年 - 日本リーグ・国体、共に初優勝。全日本総合選手権[注 5]も制し3冠達成
  • 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いシオノギ製薬ポポンギャルズとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属となる。チーム名をシオノギレインボーストークス兵庫に変更[1][5]
  • 2023年 - 男子ソフトボール・元日本代表松田光が監督に就任

成績

日本リーグ戦績

日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
1994 日本リーグ1部 9位 16 7 9 0 5位[注 6] 不明
1995 日本リーグ1部 5位 16 10 6 0 3位[注 6] 不明
1996 日本リーグ1部 4位 16 9 7 0 2位[注 6] 不明
1997 日本リーグ1部 3位 16 12 4 0 1位[注 6] ベスト8
1998 日本リーグ1部 6位 16 7 9 0 3位[注 6] 1回戦
1999 日本リーグ1部 4位 22 11 11 0 4位 ベスト4
2000 日本リーグ1部 6位 22 11 11 0 6位 ベスト8
2001 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 ベスト8
2002 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 ベスト8
2003 日本リーグ1部 7位 22 12 10 0 7位 1回戦
2004 日本リーグ1部 10位 22 5 17 0 10位 ベスト8
2005 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 ベスト8
2006 日本リーグ1部 6位 22 11 11 0 6位 ベスト8
2007 日本リーグ1部 10位 22 5 17 0 10位 ベスト8
2008 日本リーグ1部 11位 22 4 18 0 11位 2回戦
2009 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 2回戦
2010 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 ベスト8
2011 日本リーグ1部 10位 22 6 16 0 10位 2回戦
2012 日本リーグ1部 12位 22 2 20 0 12位 ベスト8
2013 日本リーグ1部 11位 22 6 16 0 11位 2回戦
2014 日本リーグ1部 12位 22 3 19 0 12位 2回戦 2部リーグ降格決定
2015 日本リーグ2部 1位 12 12 0 0 1位[注 7] 2回戦 1部リーグ昇格決定
2016 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 ベスト8 シオノギ製薬ポポンギャルズ
2017 日本リーグ1部 11位 22 6 16 0 11位 2回戦
2018 日本リーグ1部 6位 22 10 12 0 6位 ベスト8
2019 日本リーグ1部 10位 22 7 15 0 10位 ベスト8
2020 日本リーグ1部[注 8] 8位 11 5 6 0 8位 開催中止[注 9]
2021 日本リーグ1部 11位 22 6 16 0 11位 2回戦
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 10]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 10]

JDリーグ戦績

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 皇后盃 備考
2022 JDリーグ - 29 14 15 0 西4位 2回戦 シオノギレインボーストークス兵庫
2023 JDリーグ - 29 17 12 0 西4位 ベスト8
2024 JDリーグ - 29 20 9 0 西3位[注 11] 1回戦

選手・スタッフ

2024年4月現在[6]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 19 信田沙南 26歳 168cm 右·右 星野高山梨学院大
24 福田莉花 23歳 168cm 右·右 龍谷富山高金沢学院大
39 三輪さくら 26歳 178cm 右·右 星城高 前所属:トヨタ
捕手 2 氏丸陽南 26歳 159cm 右·右 園田学園高金沢学院大
7 田島茉依 24歳 161cm 右·左 神村学園高
15 上田こころ 20歳 164cm 左·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
内野手 1 村林乙葉 22歳 169cm 右·右 津商業高
3 宇井あさひ 24歳 154cm 右·両 神戸常盤女子高岐阜協立大
4 横野聖奈 31歳 168cm 右·右 羽衣学園高
5 高橋杏 23歳 166cm 右·左 園田学園高金沢学院大 新人
8 加藤愛夢 29歳 161cm 右·左 西条高園田学園女子大
11 次田せな 19歳 165cm 右·左 創志学園高 新人
14 戸村美紅 30歳 154cm 右·左 長崎商業高東海学園大
16 坂本京花 21歳 157cm 右·右 兵庫大附属須磨ノ浦高
18 小路茜 23歳 170cm 右·左 日南学園高
23 白石穂花 25歳 166cm 右·右 神戸野田高
26 水戸川綾音 24歳 158cm 右·左 清水ヶ丘高東海学園大
29 芦谷美瑛 19歳 157cm 右·右 佐賀女子短大付属佐賀女子高 新人
外野手 9 中村みなみ 24歳 165cm 右·左 武庫川女子大附属高武庫川女子大
10 小林美沙紀 キャプテン 26歳 163cm 右·左 市立太田高山梨学院大
21 谷本奈々 26歳 160cm 右·左 神村学園高
25 右田雅 21歳 163cm 右·左 佐賀女子短大付属佐賀女子高
スタッフ
監督 30 松田光 38歳 - - 千葉敬愛高京都産業大
コーチ 31 竹林綾香 37歳 - - 兵庫大附属須磨ノ浦高

歴代所属選手

投手
外野手

脚注

注釈

  1. ^ 2チーム優勝
  2. ^ 雨天のため準々決勝で打ち切り4チーム優勝
  3. ^ 雨天のため1回戦で打ち切り8チーム優勝
  4. ^ a b 日本リーグ初年度の参加チームは、トヨタ自工、倉敷紡績安城、ニチボー垂井(のちのユニチカ垂井)、塩野義製薬(シオノギ製薬)、東芝姫路、広島紡績(のちのヒロボー)の6チーム。
  5. ^ a b 当時は全日本一般女子ソフトボール選手権大会
  6. ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  7. ^ 2010-2019年は2部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  8. ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  9. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  10. ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
  11. ^ プレーオフ進出(敗退)

出典

関連項目

外部リンク