株式会社サーティファイ(英: Certify Inc.)は、ビジネス能力、技能に関する認定試験の開発・主催・実施をし、主催試験に対応した対策問題集の開発・販売をする会社である。本社は東京都中央区に所在する。
概要
「日本情報処理教育普及協会」・「日本ソフトウェア教育協会」・「マルチメディアクリエイター教育普及協会」・「Web利用・技術検定協会」・「日本ホテル実務教育協会」の5協会が、急速に変化する社会情勢と人材ニーズの多様化に対応すべく、2001年に株式会社サーティファイを設立し、そのもとに統合した。以降「コミュニケーション能力認定委員会」・「著作権検定委員会」・「コンプライアンス検定委員会」の3つの新しい委員会を加え、様々な認定試験を主催している。
主催試験は7分野23種別からなり、Microsoft OfficeやAdobe Illustratorなど、パソコンを使用したIT系の試験や著作権・コンプライアンス・コミュニケーションなどの非IT系の試験がある。試験の内容は成果物を作成するものや、ビジネスの一場面を題材とした事例問題が取り入れられている。[1]。他にも、bjリーグスキルアップテスト(バスケットボール)検定なども行っている。
試験科目
情報処理能力認定委員会
ソフトウェア活用能力認定委員会
Web利用・技術認定委員会
ホテル実務能力認定委員会
コミュニケーション能力認定委員会
- コミュニケーション検定[16]
- ケア・コミュニケーション検定(ケア・コミュニケーションアセスメント試験)[17]
- 営業力強化検定(営業力強化検定「Webテスト」)[18]
- 実践日本語コミュニケーション検定[19]
著作権検定委員会
コンプライアンス検定委員会
沿革
- 1983年 日本情報処理教育普及協会設立
- 1988年 ワードプロセッサ技能認定試験スタート
- 1992年 C言語プログラミング能力認定試験スタート
- 日本ホテル実務教育協会設立
- ホテル実務技能認定試験スタート
- 1994年 Visual Basicプログラミング能力認定試験スタート
- 1995年 Excel表計算処理技能認定試験スタート
- マルチメディアクリエイター教育普及協会設立
- Illustratorクリエイター能力認定試験スタート
- Photoshopクリエイター能力認定試験スタート
- 1996年 日本ソフトウェア教育協会設立
- Word文書処理技能認定試験スタート
- Accessビジネスデータベース技能認定試験スタート
- 2000年 Javaプログラミング能力認定試験スタート
- Web利用・技術検定協会設立
- インターネットユーザー能力認定試験スタート
- 2001年 Webクリエイター能力認定試験スタート
- Power Pointプレゼンテーション技能認定試験スタート
- Flashクリエイター能力認定試験スタート
- 株式会社サーティファイ設立
- 2002年 サーティファイの各認定委員会へ組織改編(名称変更)
- 2003年 コミュニケーション能力認定委員会設置
- 2004年 著作権検定委員会設置
- 2005年 ホームページ制作能力認定試験スタート
- コンプライアンス検定委員会設置
- ビジネスコンプライアンス検定スタート
- 2007年 基本情報技術者試験(国家資格FE)の構造改革特別区域における特例措置(IT特区)に対応
- 2008年 ケア・コミュニケーション検定・ケアコミュニケーションアセスメント試験スタート
- 2010年 現代キーワード検定スタート(実施機関)
- 2011年 営業力強化検定・営業力強化検定「Webテスト」スタート
- 2012年 ネットマーケティング検定スタート
- 2013年 実践日本語コミュニケーション検定スタート
- 2014年4月にジュニア・チアダンス検定を始める
- 2016年 ジュニア・プログラミング検定スタート
- 2017年 実践Java技術者試験スタート
- 2018年 教育著作権検定スタート
脚注
- ^ 累計受験者数はのべ224万人。(2011年3月31日現在)参考リンク
外部リンク