サンキュ!

サンキュ!
ジャンル
読者対象 母親父親
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 480円~720円[1]
出版社 ベネッセコーポレーション
刊行期間 1996年4月2日(1996年5月号) -
発行部数 31万部(2019年1~3月日本雑誌協会調べ)
ウェブサイト 公式ウェブサイト
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サンキュ!は、ベネッセコーポレーション(以下「ベネッセ」)が月刊発行している生活実用情報誌。また、それらに係わるWebサービスなどの名称でもある。

概要

1996年4月に、生活情報誌ジャンルでは多くの競合誌が市場占有率を握る中で創刊する[2]。2022年3月現在、販売部数は市販女性誌において7期連続の一位である[3]

創刊当初は、読者の60〜70%が専業主婦だったが[4]、2011年に3.7%であった男性読者比率が2015年に10.7%と約3倍に増加し、2015年に開始した電子版サービスdマガジンにおいても、読者の約3割を男性が占め、雑誌の妻から夫への回読率も月平均35%にのぼる[5]。女性読者の職業は専業主婦4割、共働き6割。うち常勤勤務が2割弱であり、男性読者の配偶者の職業は専業主婦3割弱、共働き7割超、うち常勤勤務は4割超であることから、男性読者は常勤勤務の配偶者が多い[5]

沿革

出典[6]

  • 1996年4月2日 - 創刊。表紙小林聡美
  • 1997年 - イラストレーターのかつまたひろこや亀岬美恵などを起用したイラスト表紙を採用。タレントのちはるが表紙に登場。
  • 2001年 - ムック「サンキュ!HAPPY家計簿」を刊行
  • 2006年 - 2006年1月号の表紙に読者モデルが初登場。同年4月、ちはるが出演する創刊10周年記念テレビCM放映。サンキュ!の雑誌やWEBで展開した連載「熟れすぎMAGO」は10年におよぶ人気企画となる。
  • 2007年 - WEBコンテンツ「サンキュ!学園」を開設。その後、名称を「口コミサンキュ!」に変更し、2019年に更新を停止。2020年に新たなWEBコンテンツ「サンキュ!STYLE」を開設
  • 2011年 - 読者向けイベント「主婦コレ!」を開催。以降、毎年ホテルなどで開催した。その後、「あしたのわたしフェス」や「あなたにちょっといい未来Fes」に変わりながら開催されている。同年3月3日に、YouTubeを初投稿する。
映像外部リンク
YouTubeへの初投稿動画(5分57秒)
Cafeサンキュ!「パンの作り方」

脚注

  1. ^ サンキュ!最新号のお知らせ』(プレスリリース)株式会社ベネッセコーポレーションhttps://39mag.benesse.ne.jp/library/2022年7月18日閲覧 
  2. ^ 雑誌不況のなか、『サンキュ!』が市販女性誌、販売部数NO.1に! ~脱節約でミレニアル世代、共働き層のインサイトをつかむ~』(プレスリリース)株式会社ベネッセコーポレーション、2019年4月2日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000725.000000120.html2022年7月18日閲覧 
  3. ^ 7期連続No.1生活情報誌「サンキュ!」が創刊26周年 コロナ禍で心身の不調を感じる女性は約7割 悩み別に心身を整えるオンラインレッスン「サンキュ!Fit&Care」開講!』(プレスリリース)株式会社ベネッセコーポレーション、2022年3月25日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001023.000000120.html2022年7月18日閲覧 
  4. ^ 主婦向け雑誌なのに男性読者が増えている!?「サンキュ!」編集長が語る"変わる家族のあり方"”. ハフポスト. BuzzFeed Japan株式会社 (2016年4月14日). 2022年7月14日閲覧。
  5. ^ a b c 主婦向け生活誌「サンキュ!」の男性読者が5年で3倍、人気コンテンツ1位は「やりくり」”. ECzine. 株式会社翔泳社 (2016年7月4日). 2022年7月14日閲覧。
  6. ^ サンキュ!の歴史”. サンキュ!. 株式会社ベネッセコーポレーション. 2022年7月14日閲覧。
  7. ^ ベネッセの『サンキュ!』、女性誌販売部数で1位に”. 通販通信ECMO. 株式会社ユニメディア (2019年4月4日). 2022年7月14日閲覧。
  8. ^ totonou(トトノウ)byサンキュ!-暮らしが整う”. App Store. Apple Inc.. 2022年7月14日閲覧。
  9. ^ totonou(トトノウ)byサンキュ!-暮らしが整う”. Google Play. Google LLC. 2022年7月14日閲覧。

外部リンク