サフィール(フランス語:Saphir, S 602)は、フランス海軍のリュビ級原子力潜水艦2番艦。艦名はサファイアのフランス語読みに由来する。
当初の艦名はブルターニュ(Bretagne)が予定されていた。
艦歴
「サフィール」は、DCNシェルブール工廠で建造され1979年9月1日に起工、1981年9月1日に進水、1984年7月6日に就役しトゥーロン海軍基地に配備される。
1987年11月11日にエピナルと命名都市の関係を結ぶ。就役間にアメティスト改正に対応した改修工事が実施される。2001年9月にトゥーロン港沖合いにて廃艦処分される駆逐艦「デストレー(D'Estrées)」を標的に魚雷を発射して沈没させた。
2019年7月に退役したが、同時期に火災事故を起こしたペルルの修復のため、サフィールの前半分が流用された[1]。
脚注
- ^ “フランス 火事で入渠中の原子力潜水艦 ニコイチ修理を公開”. 乗りものニュース (2021年4月15日). 2021年4月15日閲覧。
外部リンク
関連項目