サイパンエアー(Saipan Air)は、北マリアナ諸島サイパンにある航空会社であるが、運航はされていない。
概要
サイパンを拠点に貨物航空、ホテル、不動産業などを展開しているタン・ホールディングス(en:Tan Holdings Corporation)の出資、スイフトエアー(en:Swift Air)の運航により、サイパンエアーというブランド名で、2012年7月1日から就航開始する予定であった。[1]。
格安航空会社ではないがLCCモデルのサービスを採用した「プレミアムLCC」としており、機内サービスでは、機内食や飲み物を提供する。アルコール類は、ビジネスクラスでは無料だが、エコノミークラスは有料となる。受託荷物は、1つ目は無料だが、2つ目は3000円、3つ目は4000円と課金する[2]。
2012年7月1日から東京/成田-サイパン線、北京-サイパン線、8月1日から大阪/関西-サイパン線、瀋陽-サイパン線をそれぞれ定期チャーター便として就航開始を予定していた。しかし、機材を提供する予定のスイフトエアー社が破産を申請したため、機材が確保できなくなり、就航は中止された[3]。そのため、サイパンエアーは、成田‐サイパン線を運航するデルタ航空(DL)に、振り替えの受け入れを要請した。また、スイフトエアー社に対して、債務不履行責任等の法的措置を講じるとしている。
成田・関西-サイパン線は、同年12月に定期便への移行を予定している[4]。また、名古屋と福岡への就航と、札幌への季節運航を目指している。[5]。
就航路線
日本
- 使用機材:B757-200 (C:16 席/Y:177 席)
- サイパン - 大阪/関西:1日1便(就航開始時期未定)
- 使用機材:B737-400 (C:12 席/Y:138 席)
中国
- サイパン - 北京 : 週4便 (就航開始時期未定)
- サイパン - 瀋陽 : 週3便 (就航開始時期未定)
保有機材
脚注
外部リンク