コー・フリッピン(Koh Flippin、1996年5月20日 ‐ )は、日本の男子バスケットボール選手である。ポジションはポイントガードおよびシューティングガード。群馬クレインサンダーズに所属している。生まれは沖縄、育ちはアメリカ、母が沖縄県出身の日本人であり、日本国籍を有している。
来歴
アメリカで生まれ、幼少の頃からカリフォルニアで育った。
大学はNCAA1部のカリフォルニア大学リバーサイド校で、3年間プレー後に同校経済学部を卒業。NAIAのドエイン大学(英語版)(ネブラスカ州)へ進学し、残りの1年を同大でプレーし、大学選手としての4年間を終えた。2019年6月7日に千葉ジェッツと選手契約を結んだ[1]。背番号は4。
台湾で行われた第41回ウィリアム・ジョーンズカップ2019の日本代表に選ばれた[2]。日本デビューとなったBリーグ・アーリーカップ2019年9月22日の宇都宮ブレックス戦で17得点6アシスト。10月16日のサンロッカーズ渋谷戦で11得点、開幕戦となった10月5日のサンロッカーズ渋谷戦でBリーグデビューし、7得点した。12月15日の京都戦で14得点、12月29日の新潟戦で12得点、2020年1月7日のアルバルク東京戦で11得点、1月12日19得点。1月28日渋谷戦で16得点、2月14日の大阪戦で16得点。B.LEAGUE公認アナリストの佐々木クリスは、50名におよぶ新人賞候補者から「クリスが選ぶ新人王最終候補」にフリッピンと前田悟(富山グラウジーズ)の2人を紹介。フリッピンについて「まず激戦区の東地区で勝率.700をマークした千葉ジェッツにおいて32試合に出場したことが素晴らしい。富樫(勇樹)選手に次ぐボールハンドラーとして存在感が増していた」と、新人最多の77アシストをマークした大型ガードを評価した[3]。
2021年6月12日、琉球ゴールデンキングスに移籍[4][5]。
2023年6月6日、琉球ゴールデンキングスからの退団が正式発表され、同年6月9日に群馬クレインサンダーズへの加入が発表された[6]
[7]。
脚注
- ^ “2019-20シーズン選手契約基本合意のお知らせ”. 千葉ジェッツ. 2020年2月23日閲覧。
- ^ 公益財団法人日本バスケットボール協会 (2019年7月11日). “2019年度バスケットボール男子日本代表チーム 「第41回ウィリアム・ジョーンズカップ2019」日本代表選手発表”. 公益財団法人日本バスケットボール協会. 2020年2月23日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “コー・フリッピン選手 契約(新規)のお知らせ” (2021年6月12日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “6/12更新 2020-21シーズン選手契約満了ならびに移籍のお知らせ” (2021年6月12日). 2021年6月12日閲覧。
- ^ “2023.06.09 コー・フリッピン選手 2023-24シーズン 選手契約(新規)合意のお知らせ” (2023年6月9日). 2023年6月9日閲覧。
- ^ “#4 コー・フリッピン選手 退団のご報告” (2023年6月6日). 2023年6月6日閲覧。