株式会社コーワメックス(英: KOWAMEX Inc.)は、モビリティ、スマートファクトリー、船舶、航空機等、ロボットなどを構成する各機能の開発を行うファンクション・テクノロジー・カンパニー。本社を愛知県名古屋市中区に置く。
概要
1982年に有限会社広和設計として創業、2006年に株式会社コーワメックスを設立。創業から40年を超える[1]。
ソフト、ハード、メカの3分野の技術を有し、インダストリー、モビリティ関連のソリューション開発に強みを持ち、主要輸送機メーカーの製品開発や技術提供を行っている。
自動車の車載システムを中心に製造業に関連するソリューションの開発を行っている。製品開発の上流工程にあたる企画・仕様検討から、外部設計、詳細設計、評価、結合テスト、試験までワンストップで行う。長年にわたり自動車関連の製品開発を支援していたため、機能試作から量産のための仕様の最適化のノウハウを持つ。IoT機器などのエレクトロデバイスの開発実績も豊富で、豆蔵デジタルホールディングスグループ内では主に組み込み開発の領域を担当する。
昨今はスマートファクトリー関連のソリューション開発も行い、製造業界においてプレゼンスが高まっている。
パーパス
「安心とエモーショナルな体験に溢れた社会を創る」をパーパスとして掲げている。
「私たちはテクノロジーとクリエイティビティのチカラでスマート・インダストリー、スマート・モビリティに必要な機能を共創するファンクション・テクノロジー・カンパニーです。世界中のユーザーが私たちの開発する機能を利用しています。3つのコーワメックスマインド、初心、創造、感動を抱き、サステナブルでクオリティの高い機能を開発します。そして、感動を皆さまと共感する時間を大切にします。」
業務内容
- スマートインダストリー事業
- システムズエンジニアリング
- モーター制御
- エレクトロニクス
- IoTデバイス、IoTプロダクト開発
- スマートファクトリー
- スマートモビリティ事業
- CASEテクノロジー
- オートモーティブ
- マリンモビリティ
- エデュケーション事業
沿革
- 1982年(昭和57年)7月1日 - 名古屋市緑区に有限会社広和設計を設立し、創業。
- 1992年(平成4年)- 株式会社広和設計から株式会社コーワメックスに社名変更。
- 2004年(平成16年)- 資本金1,000万円から3,000万円に増資。
- 2006年(平成18年)- 株式会社ジークホールディングスおよびUFDホールディングス株式会社と合併。新設分割により、ジークホールディングスから株式会社コーワメックスを分割。
- 2008年(平成20年)- 航空機設計部を新設。
- 2009年(平成21年)- 航空機設計部においてISO:9001、MSJ:4000を取得。
- 2011年(平成23年)- 浜松事業所を開設。
- 2012年(平成24年)- 愛知県刈谷市にR&Dセンターを開設。
- 2014年(平成26年)- 株式会社エムケイと合併。
- 2016年(平成28年)- 親会社のジークホールディングスが株式会社豆蔵ホールディングス傘下となる。
- 2017年(平成29年)- 名古屋テクニカルセンターを開設し、刈谷R&Dセンターの機能を移転。
- 2020年(令和2年)- インダストリーソリューション事業スタート。
- 2021年(令和3年)- 豆蔵ホールディングス再編に伴い、豆蔵デジタルホールディングスの100%子会社となる。
- 2022年(令和4年)- 研修教育サービススタート。
事業所
関連企業
- 株式会社豆蔵デジタルホールディングス
- 株式会社豆蔵
- 株式会社エヌティソリューションズ
脚注
外部リンク
Category:日本のコンサルティングファーム|