コート・マッギー(Court McGee、1984年12月12日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ユタ州オグデン出身。ザ・ピット所属。TUF 11ミドル級優勝。コート・マクギーとも表記される。
プロボクサーとしても4回戦への出場経験を有する。
来歴
6歳のときに空手とレスリングを始める。高校時代にドラッグ中毒に陥るも更生し、プロボクシングやブラジリアン柔術の試合に出場。2007年2月に初めて総合格闘技の試合に出場[1]。翌3月にはプロの試合に出場を開始した。同年6月16日のUCE Round 26では、後のTUFシーズン9ファイナリストであるダマルケス・ジョンソンをギロチンチョークで降している。
2007年12月1日、ユタ州ソルトレイクシティで行われたUltimate Combat Experienceでジェレミー・ホーンと対戦し、0-3の判定負けでキャリア初黒星を喫した。この試合に出場するにあたって、前職を辞し、プロ総合格闘技に専念している[1]。
TUF
2010年、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン11に参加。初回のエリミネイションバウトではセス・バジンスキーに判定勝ちを収め、合宿所行きの権利を手にした。合宿所ではチャック・リデル率いるチーム・リデルに6位指名で所属。トーナメント初戦でチーム・パニッシュメントのニック・リングと対戦し判定0-2で敗れシーズンを脱落。この試合の判定内容は後に物議を醸す結果となった。その後、チームメイトのリッチ・アトニートの負傷欠場によりシーズンに欠員が生じたため、ダナ・ホワイトの一存で復活を果たし、リングとの再戦が決定するものの、今度はリングが前十字靭帯の損傷のためシーズンを離脱した。そのため、2回戦では替わってチーム・パニッシュメントのジェイムズ・ハマーツリーと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ちを収めた。準決勝ではチームメイトのブラッド・タヴァレスをチョークスリーパーで失神させ、一本勝ちで決勝進出を果たした。
UFC
2010年6月19日、UFCデビュー戦となったフィナーレ大会では、同じくチーム・リデルに所属していたクリス・マックレーとトーナメント決勝を争い、チョークスリーパーで一本勝ち。優勝を果たした[2]。また、この試合でサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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35 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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22 勝
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5
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6
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11
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0
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0
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0
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13 敗
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3
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0
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10
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0
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プロボクシング
獲得タイトル
表彰
- 空手 黒帯
- カジュケンボ 黒帯
- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
脚注
関連項目
外部リンク