コーデュロイの語源について、かつてはフランス語の「王の綱・(織り)糸、corde du roi」から来ていると説明されることが多かったが[3]、このような語はフランス語に確認できず(フランス語ではvelours à côtes)、今日では民間語源とされている。代わって、有力なものとしてcord+deroy(西イングランド発祥の毛織物)とする説がある[4]。
^例:Shipley, Joseph T. Dictionary of Word Origins. Philosophical Library. New York. 1945。 なお、この説に依拠した上で、「corde du roi」を「王の畝(うね)」「王の畦(あぜ)」と和訳している書籍やサイトがあるが、英語と異なり、フランス語のcordeに「(畝織りの)畝・(畦織りの)畦」の意味はない。