日コンバース製シューズの一部のモデルは日本(ムーンスター久留米工場)で製造されており、「MADE IN JAPAN」を売りとしている。ムーンスターは元々1980年より米コンバースの日本代理店をしていたという経緯があり、米コンバースの一部のモデルは1980年代より久留米で作られていた。日コンバースは、「コンバースワンスターJ」など当時の日本製コンバースの復刻も行っている(1980年代のビンテージモデルはほとんどが「メイドインUSA」なので、日本製モデルはレアである)。一方で「ムーンスター」のブランドの方でも、コンバースとほぼ同じデザインの「LOWBASKET」などの「メイドイン久留米」のシューズを製造している。
ナイキに買収された後の米コンバースは、ナイキと連動した新展開を盛んに行っており、例えば1917年の発売以来ほとんどデザインが変わっていないオールスターも、ナイキ製のインソールを使うことでクッショニングを向上させたり、ナイキのエアシリーズとのコラボが有名なデザイナーの藤原ヒロシとのコラボモデルを発売するなどしているが、日本では発売されていない。1970年頃のチャックテイラーを現代の技術で復刻した2013年発売の「Chuck Taylor All Star '70」(通称「CT70」、コラボモデルが発売されるほどの人気モデル)や、日本国外では1917年以来の革新として大々的に売り出された2015年発売の「Chuck Taylor All Star II」(通称「Chuck II」、商業的に失敗したのですぐに販売終了)も、日本では未発売。
ちなみに、ムーンスターの「LOWBASKET」は、「all star」の代わりに「made in kurume」のマークがある以外はオールスターとほぼ同じデザインだが、「スニーカーの誕生からそのかたちを変えることなく履き続けられている最もべーシックなモデル[2]」とのことで、「コンバース」ブランドとは無関係と言うことになっている。日本製オールスターと同じ所(ムーンスター久留米工場)で製造されている。