クリス・ウィッティ(Christine Diane "Chris" Witty、1975年6月23日 - )は、アメリカのウィスコンシン州ウェスト・アリス出身の女子スピードスケート選手および自転車競技選手。両競技でオリンピックに出場したが、スピードスケートでより大きな成功を収めた。
プロフィール
ウィッティは1000m、1500m等の短中距離を得意とし、1998年長野オリンピックでは2つのメダルを獲得した。また2002年ソルトレークシティオリンピックの1000mで1分13秒83の世界記録(当時)を樹立し、金メダルを獲得した。
世界スプリントスピードスケート選手権大会では1996年に優勝、1997年と1998年には2位、2000年には3位になった。また、世界距離別スピードスケート選手権大会の1000mでは1996年に2位、1998年には優勝した。2000年には3位であった。
一方、2000年シドニーオリンピックでは、自転車競技の500mタイムトライアルで5位入賞し、夏季、冬季の両オリンピックに出場した9人目のアメリカ人となった。
2006年トリノオリンピックでは、米国選手団の旗手を務めた。前チャンピオンとしてレースに臨んだが、1000m27位、500m28位に終わった。
児童虐待
後年、ウィッティは4歳から11歳までの間、信頼されていた隣人から児童虐待を受けていたことが報じられた[1]。
自己ベスト
種目 |
記録 |
日付 |
場所 |
備考
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500m |
38.36 |
2002.02.14 |
ソルトレイクシティ(ユタ州) |
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1000m |
1:13.83 |
2002.02.17 |
ソルトレイクシティ(ユタ州) |
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1500m |
1:55.71 |
2002.02.20 |
ソルトレイクシティ(ユタ州) |
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3000m |
4:22.57 |
1998.03.14 |
ヘーレンフェーン(オランダ) |
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5000m |
7:38.20 |
1998.03.15 |
ヘーレンフェーン (オランダ) |
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出典
- ^ AOL sports article - Olympian Goes Public With Sexual Abuse
外部リンク