クイーンズ・パーク駅(クイーンズ・パークえき、英語:Queen's Park station)は、ロンドン北西部、クイーンズ・パークにあるロンドン地下鉄とロンドン・オーバーグラウンドの駅である。キルバーン(英語版)の西、サルズベリー・ロードの南端に位置し、トラベルカード・ゾーン2(英語版)に含まれる。
歴史
当駅は1879年6月2日にロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(英語版)がロンドン - バーミンガム間を開業した際に開設された[5]。1915年2月11日、ベーカーストリート・アンド・ウォータールー鉄道(ベーカールー・チューブ、後のベーカールー線)がキルバーン・パークから延伸して当駅に達し[6]、1915年5月10日、ベーカールー・チューブの列車が当駅から北へ新設されたワトフォードDC線(英語版)を経由してウィルズデン・ジャンクション駅まで乗り入れるようになった[6]。以前はナショナル・レールの列車が停車していたが、2013年12月以降は停車しなくなっている[7]。なお、この変更が行われた際の事業者はロンドン・ミッドランド(英語版)で、最末期の停車本数は1日3本であった。
駅レイアウト
当駅には島式ホーム2面4線(1 - 4番線)、相対式ホーム2面2線(5 - 6番線)があり、すべて地上に設置されている。本線鉄道の緩行線に設けられたホーム(5 - 6番線)は保線工事や、部分運休の際に使用され、ベーカールー線のトンネル入り口は当駅の東約300メートル (980 ft)のところにある。ベーカールー線には当駅を起終点とする列車があるため、島式ホーム2面4線の中央2線から発着し、2番線が東行、3番線が西行である。駅西側でベーカールー線の線路は4線に分かれ、留置線となる。ワトフォードDC線(英語版)に直通する列車は留置線の外側の線路を通過する。ベーカールー線の列車の約1/3は当駅止まりとなってウィルズデン・ジャンクション、ストーンブリッジ・パーク、ハーロウ&ウィールドストーン方面には直通しない。駅の外からホームに入るには自動改札機を通る必要がある。
バス路線
ロンドンバス6、36、106、187、316が当駅を経由する。
改築計画
当駅には2019年完成予定でバリアフリー対応に改築される計画がある[8]。
ギャラリー
隣の駅
- ロンドン交通局
- ロンドン地下鉄
- ■ベーカールー線
- ケンサル・グリーン駅(英語版) - クイーンズ・パーク駅 - キルバーン・パーク駅
- ■ロンドン・オーバーグラウンド
- ワトフォードDC線(英語版)
- ケンサル・グリーン駅 - クイーンズ・パーク駅 - キルバーン・ハイ・ロード駅(英語版)
脚注
外部リンク