ギヨーム・エレモント(Guillaume Elmont 1981年8月10日- )は、オランダのロッテルダム出身の柔道選手。階級は81kg級。身長174cm[1]。スリナム系である。2段。現在はオランダ空軍に心理学者として勤務している[2]。弟のデックス・エレモントは73kg級の選手として活躍している。
人物
父親はモントリオールオリンピックの柔道競技にスリナム代表で出場した関係から[3]、柔道は6歳の時に弟のデックスと一緒に始めた[2][4]。アテネオリンピックに出場するも初戦で敗れた。しかし翌年の世界選手権ではアルジェリアのアブデラーマン・ベナマディに一本勝ちして優勝を果たした。2007年の世界選手権では3位となり、北京オリンピックでは準決勝、3位決定戦ともに敗れて5位に終わり、メダルを獲得できなかった[1]。その後は2010年の世界選手権で7位となったが、弟のデックスは2010年と2011年の世界選手権で2位となった。2012年のロンドンオリンピックでは初戦で敗れた。2013年からは90kg級に階級を上げた。2015年のヨーロッパ競技大会では3位になるが、世界選手権では3回戦で敗れた。その後、ケガを理由に引退を表明した[5]。
子供の頃のヒーローは古賀稔彦だったが、現在は弟がヒーローだという[2]。
主な戦績
脚注
外部リンク
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1979~1997年は78kg級、99年以後は81kg級 |
1970年代 ~90年代 | |
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2000年代 ~10年代 | |
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