『キリスト教大事典』(キリストきょうだいじてん)は、日本キリスト教協議会 (NCC) 文書事業部・キリスト教大事典刊行委員会により刊行された大事典。プロテスタント宣教100年(1959年)を記念して企画された。エキュメニズムの世界教会協議会神学教育委員会 (Theological Education Fund, WCC) から多額の助成金を受けた事業である[1]。発行は教文館。1963年に初版発行。1968年に改訂新版[2]、1977年に改訂新版第4版、1988年に改訂新版第9版が出た[3]。判型:B5判/1600ページ[2]。
編集顧問・編集委員
編集方針(概要)
- キリスト教固有の研究領域を中心とし、関連項目も若干含める。
- 教派的偏向を避け、超教派的な色彩を持たせるよう努める。東方正教会/カトリック関係の項目も、必要なものは包含する。
- 現代世界、最近の学問的業績をとりいれる。
- 外国の学問的成果を尊重するが、同時に日本関係の項目も重視する。
- キリスト教内外の読者の便宜のため、小項目主義を採用。他方、重要度により大項目、中項目も取り入れる。
- 学問的正確さと同時に簡潔・明瞭・平易な表現を用いるよう努力する。
脚注
- ^ 「刊行のことば」(1963年)『キリスト教大事典』教文館、1頁。
- ^ a b c キリスト教大事典 改訂新版 教文館。2016年12月26日閲覧。
- ^ 『キリスト教大事典 改訂新版第9版』教文館、1988年