|
この項目では、人民ペソ(CUP)と呼ばれるキューバの基本通貨について説明しています。かつて流通していた外貨と交換可能なキューバの外貨兌換券については「兌換ペソ」をご覧ください。 |
キューバ・ペソ |
---|
Peso cubano (スペイン語) |
ISO 4217 コード | CUP |
---|
中央銀行 | キューバ中央銀行 |
---|
ウェブサイト | www.bc.gob.cu/Espanol/default.asp |
---|
使用 国・地域 | キューバ |
---|
インフレ率 | 4.8% |
---|
情報源 | [1] |
---|
補助単位 | |
---|
1/100 | センターボ |
---|
通貨記号 | $、$MN または ₱ |
---|
センターボ | ¢ または c |
---|
硬貨 | |
---|
広く流通 | 1, 2, 5, 20センターボ、1, 3ペソ |
---|
流通は稀 | 10, 25, 50センターボ、5ペソ |
---|
紙幣 | |
---|
広く流通 | 1, 3, 5, 10, 20, 50, 100, 200, 500, 1,000ペソ |
---|
キューバ・ペソ(スペイン語: Peso cubano)はキューバの通貨単位。国際通貨コード(ISO 4217)はCUP。現地では「カップ(CUP)」と呼ばれる。補助通貨はセンターボ(1ペソ=100センターボ)。
概要
1994年以降、キューバでは外貨兌換券の「兌換ペソ」(Peso Convertible)との二重通貨制度が採られ、外国人に使用されていた兌換ペソと対比して「人民ペソ」(moneda nacional、MN)等とも呼ばれていた。兌換ペソは2021年1月1日をもって廃止され、約25年ぶりにキューバ唯一の通貨となった[2]。
複雑な為替制度が存在し、2016年8月23日時点で兌換ペソとの為替レートは1兌換ペソ=24人民ペソである。ただし、人民ペソから兌換ペソに両替する場合は25人民ペソ=1兌換ペソとなる。また国営企業向けの為替レートは両方のペソが等価とされている。キューバ国内の両替所(CADECA)や銀行で両替ができる[3]。
キューバ
硬貨には1、2、5、20センターボおよび1、3ペソが、紙幣には1、3、5、10、20、50、100、200、500、1000ペソがある[4]。
1ペソ紙幣にはホセ・マルティ、3ペソ紙幣にはチェ・ゲバラ、20ペソ紙幣にはカミロ・シエンフェゴス、50ペソ紙幣にはカリスト・ガルシア、100ペソ紙幣にはカルロス・マヌエル・デ・セスペデスが描かれている。
脚注
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
キューバ・ペソに関連するカテゴリがあります。
|
---|
北アメリカ | |
---|
中央アメリカ | |
---|
カリブ海地域 | |
---|
南アメリカ | |
---|
海外領土など | |
---|
各列内は五十音順。
- 1 カリブ海地域にも領土を有する。
- 2 中央アメリカと南アメリカに跨っている。
- 3 南アメリカにも分類され得る。
- 4 デンマーク領土であるが、立法府を含め高度な自治権を有する。
カテゴリ:通貨 |