キャンクァンジ県(キャンクァンジけん、英語: Kyankwanzi District、スワヒリ語: Wilaya ya Kyankwanzi)はウガンダの中央地域北西部の県。
2014年の人口は21万4057人。
県都はブテンバ。
地理
県都ブテンバは、首都カンパラから道なりに約160km北西に位置する。
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東アフリカ大地溝帯(英語版)の西部に位置し、海抜1000~1200mの平坦な地形に森や平原が広がる。
キボガ県からの独立
2010年7月1日、キボガ県の北部を割いて新設された。
それ以前は、ブテンバから約35km離れたキボガ(英語版)が県都だった。
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更にそれ以前はムベンデ県の一部だった。
県が広過ぎて県庁に行き辛かった為分離した。
県名はカンパラ・ホイマ道を20km進んだキャンクァンジ(英語版)から取られた。
これは、1981年~1986年にヨウェリ・ムセベニがキャンクァンジ(英語版)の畜産農家を率いて国民抵抗運動(英語版)を始め、ウガンダ内戦(英語版)に勝利した事による。
現在でもキャンクァンジ(英語版)は国民抵抗運動(英語版)が強い都市である。
また、国民指導者機関の本部が有り、全ての軍人と公務員が訓練を受けている。
しかし、交通の利便性からブテンバが県都になった。
人口
キボガ県とキャンクァンジ県は、ウガンダの地方間移住で人気の有る県である。
1990年代に政府は全国の農家にこの広大な2県への移住を提案した。
民族
ほとんどの住民が2言語以上を話す。
貧困
2009年、キボガ県のキャンクァンジ副郡では1$/日以下で暮らす人口が38%を占めており、中央地域で最貧だった。
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経済
- 畜産
- 木炭製造
- キコンダ森林保護区で合法的に伐採出来る。国立森林機関がデンマークのGlobal Woods AGと提携して管理している。
交通
脚注
外部リンク