ガスト(英: GUST)は、コーエーテクモゲームスのゲームソフトブランドであり、同社エンタテインメント事業部に属する5つのブランド別組織の一つ[1]。神奈川県横浜市に事業所を置く。代表作にロールプレイングゲーム「アトリエシリーズ」がある。
歴史
創業
1993年10月1日、長野県でソフトウェア開発を行うケイケンシステムのアミューズメントソフトウェア開発部門を分社化して株式会社ガスト(英: GUST CO.,LTD.)が設立された。当時、長野県初のゲームメーカーとして雑誌に紹介され、同雑誌にて処女作であるPC-9801版『アレス王の物語』を発表した[3]。
当初はパーソナルコンピュータ(PC)でのゲームソフト開発からスタートしたが、翌1994年には早くも家庭用ゲーム機であるプレイステーション(PS)への参入を発表し、1995年にはプレイステーションでの処女作『ファルカタ 〜アストラン・パードマの紋章〜』を発売[3]。その後は家庭用ゲーム機での開発にシフトしていった。
1997年に発売された『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』はヒットしてシリーズ化され[3]、解散するまでガストの看板作品となっていた。
2011年7月27日、アトリエシリーズとして同年6月23日に発売した作品『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜』において、CEROレーティングにおける審査に不適切な箇所があったとして、同作品の一時出荷停止と再審査が実施され、コンピュータエンターテインメントレーティング機構 (CERO) より規定に基づく懲戒処分を受けた。
コーエーテクモグループへ
2011年12月7日に、コーエーテクモホールディングスの子会社化されることが発表され[4]、12月13日をもって同社の完全子会社となった。コーエーテクモとしてはガストのゲームソフトウェアの国内流通を子会社であるコーエーテクモネットが取り扱っていたため、コーエーテクモグループとの取引関係は存在していた。またガストとしても『メルルのアトリエ』でのCEROレーティングに関わる問題を期に開発体制の見直しも兼ねていた[要出典]。これに伴い、2012年4月以降に発売されたゲームソフトのパッケージには、コーエーテクモグループのロゴマークを併記している。
2014年10月1日付で株式会社コーエーテクモゲームスに吸収合併され解散した。組織は同社のガスト長野開発部となり、「ガスト」ブランドも承継された[5]。
2016年4月1日、京都開発部とガスト長野開発部を統合してガストブランド(俗にいうコーエーテクモゲームス長野スタジオ)となる[1]。
2020年3月19日をもって、長野での活動を終了[6]。同月23日より横浜市西区のみなとみらい21に完成したコーエーテクモゲームスの本社ビル「KTビル」に移転[7]。
主なゲームソフト
アトリエシリーズ
- ザールブルグシリーズ
- マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜
- エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜
- リリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士3〜
- マリー&エリー ふたりのアトリエ
- マリー・エリー&アニスのアトリエ
- アトリエ マリー+エリー
- グラムナートシリーズ
- イリスシリーズ
- マナケミアシリーズ
- 携帯機シリーズ
- アーランドシリーズ
- 黄昏シリーズ
- 不思議シリーズ
- 秘密シリーズ
その他
脚注
外部リンク