カロ・パリジャン(アルメニア語: Կարո Փարիզյան、英語: Karo Parisyan、1982年8月28日 - )は、アルメニアの男性総合格闘家。エレバン出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースハリウッド在住。ジャクソンズMMA所属。元WEC世界ウェルター級王者。カロ・パリーシャンとも表記される。
試合では一本背負いや大外刈り、内股、払い腰などの柔道の投げ技を多用し、一際異彩を放っている。
総合格闘家のマニー・ガンブリャンは従兄弟。
来歴
6歳のときに、家族と共にアルメニアからアメリカのカリフォルニア州へ移住した。
9歳からゴーコージムでアルメニア系であるゴーコー・シヴィシアンに柔道を習い始め、14歳でプロ総合格闘技デビュー。
2003年9月26日、UFC初参戦となったUFC 44でデイブ・ストラッサーと対戦し、チキンウィングアームロックで一本勝ち。
2004年5月21日、WEC 10の世界ウェルター級タイトルマッチでショーニー・カーターと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。その後、UFCに専念するため同王座を返上した。
2006年8月17日、UFC Fight Night 6でディエゴ・サンチェスと対戦し、0-3の判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、この試合ではサンチェスの膝蹴りでパリジャンの前歯が吹き飛ぶ場面があった。
2007年11月17日、UFC 78で長南亮と対戦し、3-0の判定勝ち。
2008年9月6日、UFC 88で吉田善行と対戦予定であったが、自身の背中負傷により欠場となった。欠場発表は前日の計量終了後に正式発表された。
2009年1月31日、UFC 94でキム・ドンヒョンに2-1の判定勝ちを収めるも、後に禁止されている鎮痛剤(ヒドロコドン、ヒドロモルフォン、オキシモルホン)を使用していたことが発覚し[1]、ノーコンテストに裁定変更となり9か月間の出場停止と32,000ドルの罰金を科せられた[2]。11月21日、UFC 106でダスティン・ヘイズレットと対戦予定であったが、欠場となった[3]。
2010年7月10日、Impact FC旗揚げ戦でベン・モルティマーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
2010年11月20日、UFC復帰戦となったUFC 123でデニス・ホールマンと対戦し、右フックでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負けを喫した[4]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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36 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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24 勝
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2
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12
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10
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0
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0
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1
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11 敗
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6
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1
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4
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0
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グラップリング
勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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△ |
AJ・アガザーム |
20分終了 時間切れ |
Metamoris The Underground |
2015年8月14日
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獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目
外部リンク